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J-GLOBAL ID：201702243218331363   整理番号：17A0306812

マグネトロンスパッタリングAl-Mo傾斜被覆鋼の腐食とナノ機械的特性

Corrosion and Nano-mechanical Behaviors of Magnetron Sputtered Al-Mo Gradient Coated Steel

著者 (5件)： VENUGOPAL A. (Indian Space Res. Organization, Thiruvananthapuram, IND) ,  SRINATH J. (Indian Space Res. Organization, Thiruvananthapuram, IND) ,  NARAYANAN P. Ramesh (Indian Space Res. Organization, Thiruvananthapuram, IND) ,  SHARMA S. C. (Indian Space Res. Organization, Thiruvananthapuram, IND) ,  VENKITAKRISHNAN P. V. (Indian Space Res. Organization, Thiruvananthapuram, IND)
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 26  号： 1  ページ： 105-114  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カドミウム被膜はその潤滑性や被膜の犠牲的な性質により,鋼ファスナの腐食防止膜として航空宇宙産業などで使用されている。しかし,カドミウムの毒性と環境有害性は良く知られており,これに代わる被膜として,アルミニウムべース膜が考えられている。その被膜形成法は,当初イオン蒸気ポジション(IVD)が挙げられたが,期待する耐食性を得るのが難しく,これに代わる方法の開発が求められていた。そこで本研究では,マグネトロンスパッタリング法を用いて鋼上に3層Al-Mo傾斜被膜の堆積を試みた。そして,電気化学的インピーダンス分光法とナノ押し込み試験によって,得られた被膜の耐食性とナノ機械的特性を調べ,従来の電気めっきカドミウムとIVDアルミニウム被膜と比較した。その結果,1)より良好な微細構造の観点から,傾斜Al-Mo被膜が他の被膜よりも優れた耐食性を示すことを確認した。2)Al-Mo被膜は,鋼基材との良好な接着性を示した。などの結果を得た。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  モリブデン含有合金 ,  *傾斜機能材料 ,  マグネトロンスパッタリング ,  多層膜 ,  スペクトロスコピー ,  電気化学インピーダンス ,  ナノインデンテーション ,  硬さ試験 ,  押込硬さ ,  *耐食性 ,  *機械的性質 ,  *低合金鋼 ,  孔食 ,  *薄膜 ,  *皮膜
準シソーラス用語： 押込硬さ試験 ,  電気化学インピーダンス分光法

分類 (3件)： 金属薄膜  (BK14030T) ,  防食  (WB03040M) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (6件)： マグネトロンスパッタリング ,  Al ,  Mo ,  被覆鋼 ,  腐食 ,  機械的特性