文献
J-GLOBAL ID:201702243226847587   整理番号:17A0617595

固定化銀ナノ粒子により強化したPCL-PDMAEMAブレンドナノファイバに基づく足場の抗菌性能

Antibacterial Performance of a PCL-PDMAEMA Blend Nanofiber-Based Scaffold Enhanced with Immobilized Silver Nanoparticles
著者 (11件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 9304-9314  発行年: 2017年03月22日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
優れた機械的強度と抗菌性をもち,細胞毒性の低い組織工学足場材料を創製することを目的として,銀ナノ粒子(AgNP)を固定したポリカプロラクトン(PCL)/ポリ[(2-ジメチルアミノ)エチルメタクリラート](PDMAEMA)(重量比80/20と50/50)ブレンドから成る電界紡糸ナノファイバ(NF)を調製した。既報の方法により合成したPDMAEMA(平均分子量8.2kDa,分子量多分散度2.05)と市販のPCL(分子量約80.0kDa)をクロロホルム/ジメチルホルムアミド(70:30v/v)混合溶媒に溶解し,電界紡糸によりNFを調製した。硝酸銀から合成したAgNPの懸濁液にNFを浸漬することによりAgNP固定化NFを得た。AgNPの固定量は懸濁液のpH(1~7:最適pH=5にて固定量最大)とPCL/PDMAEMAブレンド比を変えることにより調節することができた。AgNPとAgNP固定化NFの特性をTEM,DSC,フレーム原子吸光分析,機械的試験,MTT細胞生存性アッセイなどにより解析した。MTTアッセイにはVERO細胞を,抗菌活性評価にはPseudomonas aeruginosa,大腸菌およびStaphylococcus aureusを用いた。PCL/PDMAEMA NFの抗菌活性はAgNPの固定化により向上し,NF-AgNPはS.aureusに対して良好な抗菌活性を,大腸菌とP.aeruginosaに対して部分毒性を示した。またPCL/PDMAEMAブレンドに比べてNF-AgNPのVERO細胞に対する毒性は低いことが分かった。NF-AgNPは種々の型の細胞の増殖に適した有望な組織工学足場材である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ポリエステル,アルキド  ,  紡糸・製糸一般  ,  医用素材 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る