文献

J-GLOBAL ID：201702243280436259   整理番号：17A0704968

スクリーニングゲフィチニブ感受性肺非小細胞癌のための蛍光ライトアップ凝集誘起発光プローブ【Powered by NICT】

A fluorescent light-up aggregation-induced emission probe for screening gefitinib-sensitive non-small cell lung carcinoma

著者 (6件)： Hu Yi (School of Chemistry and Chemical Engineering, Shanghai Key Lab of Electrical Insulation and Thermal Aging, Shanghai Jiao Tong University, 800 Dongchuan Road, Shanghai 200240, P. R. China. [e-mail] [e-mail]) ,  Shi Leilei ,  Su Yue ,  Zhang Chuan ,  Jin Xin ,  Zhu Xinyuan
資料名： Biomaterials Science  (Biomaterials Science)
巻： 5  号： 4  ページ： 792-799  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2460A  ISSN： 2047-4849  CODEN： BSICCH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 凝集誘起発光(AIE)特性を持つ蛍光ライトアッププローブが最近注目されている。本報告では,新しい蛍光プローブ,すなわち,DEVD TPE,基質ペプチドAsp Glu Val Asp(DEVD)とAIEレポーター基テトラフェニルエテン(TPE)から成るは,生きている細胞におけるカスパーゼ-3の検出のために開発した。弱アルカリ性溶液中では,DEVD TPEプローブは溶液中のフェニル環の動的回転のために蛍光をほとんど示さなかった。しかし,DEVD TPEは,カスパーゼ-3により切断されたとき,レポーター基TPEは凝集を受けた時顕著な蛍光を示した。表皮成長因子受容体(EGFR)阻害剤ゲフィチニブは異なる肺非小細胞癌(NSCLC)細胞株,すなわち,H CC827,A549とH1650細胞用プローブのスクリーニング効果を決定した。細胞増殖とアポトーシスアッセイは三細胞系はゲフィチニブに対して異なる感受性を持つことを示した。生細胞蛍光イメージングとフローサイトメトリーによる分析の結果は,細胞増殖とアポトーシスアッセイの結果と一致した。はこのプローブは生細胞,NSCLC細胞のアポトーシスを確認したがカスパーゼ-3を検出できることを示した。プローブはゲフィチニブは他の二NSCLC細胞株に対するよりもH CC827細胞に対してより効率的であることを示した。蛍光プローブDEVD TPEはカスパーゼ3に高感度であり,NSCLCの迅速スクリーニングにおける潜在的可能性を持つことを証明した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： カスパーゼ ,  *凝集 ,  EGF受容体 ,  *非小細胞肺癌 ,  *スクリーニング ,  フローサイトメトリー ,  ペプチド ,  *蛍光 ,  細胞増殖 ,  *プローブ ,  アポトーシス
準シソーラス用語： 蛍光イメージング ,  生細胞 ,  細胞株 ,  蛍光プローブ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I) ,  生物物理的研究法  (EA03020V) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 感受性 ,  肺非小細胞癌 ,  蛍光 ,  ライトアップ ,  凝集誘起発光 ,  プローブ