文献
J-GLOBAL ID:201702243306680766   整理番号:17A1544767

炭酸塩プラットフォームマングローブ土壌における降着速度への有機物と鉱物堆積物の相対的寄与分配【Powered by NICT】

Partitioning the relative contributions of organic matter and mineral sediment to accretion rates in carbonate platform mangrove soils
著者 (7件):
資料名:
巻: 390  ページ: 170-180  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0189A  ISSN: 0025-3227  CODEN: MAGEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
今後10年間では,マングローブ湿地は熱帯,亜熱帯および温帯地域における拡大した時海面上昇(SLR)の全体的な速度は過去数千年に渡る観察された速度を越えて加速すると予測される。広範囲地形環境に生息する異なるマングローブ生態型はSLR加速に応答する,それらは恒久的に水没するしきい値を含むであろうかについてかなりの不確実性がある。本研究では,土壌の有機および無機物質(SOMとSIM)の相対的寄与~210Pb蓄積速度はメキシコにおけるフロリダ州南西部,米国,ユカタン半島における23種のマングローブサイトで調べた。のSIM(一般的に海洋泥灰岩)利用性には大きなばらつきがあるがこれらの部位は炭酸塩岩プラットフォーム上に位置している。この変動を説明するために,研究サイトは強熱減量:有機部位(SOM>70%),中間部位(SOM=40 70%)と鉱物サイト(SOM<40%)を用いて推定したSOM含量(%)に基づくSIM存在により分類した。SOM蓄積速度は,過去の世紀の間に三土壌クラスではほとんど同じであった(p<0.05)が,中間と鉱物部位におけるSIM蓄積速度は有機農業における速度よりも,それぞれ,約5倍と20倍大きかった。全質量蓄積速度のこの顕著な違いにもかかわらず,降着速度は土壌クラス(p<0.05)間で有意には異ならなかった。著者らの解析は,SOM蓄積速度は降着率の最良の予測因子であることを明らかにしたが,SIM蓄積速度は主に土壌乾燥バルク密度を予測した。これら知見はSOMおよびSIMは土壌容積に相加的に寄与しないことを示した。これは広く北米沿岸湿地からの知見に反するものである,陸源SIMの規則的,実質的な供給を欠く炭酸塩プラットフォームマングローブ土壌のユニークな特性を示唆した。全体として,FL部位における降着速度とカリブ海ユカタン部位は過去100年と50年timespans上でのSLRの地域速度と歩調を維持しているが,Celestunラグーン,MX(メキシコ湾に位置する)の部位は降着欠損を示した。地域SLR速度の推定値は,2060年までに4.6~12.2mmyr~ 1の範囲であった。過去世紀における観察された累積速度に基づいて,これらの部位のいくつかは低いSLR推定と歩調を維持できる可能性があるが,これらのサイトのいずれかがより高い速度を適合させることができるという証拠ではない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋地質学  ,  堆積学一般 

前のページに戻る