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J-GLOBAL ID:201702243327697763   整理番号:17A1310166

IoT時代のセーフティとセキュリティ-日本の産業競争力の強化に向けて-2)機能安全と制御セキュリティの標準化動向

著者 (1件):
資料名:
巻: 58  号: 11  ページ: 966-971  発行年: 2017年10月15日 
JST資料番号: G0427A  ISSN: 0447-8053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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事故を防ぐためにシステムの不具合と脆弱性を排除し,故障や脅威・攻撃に対して適切な対策を講じる安全制御システムは,機能安全と制御セキュリティの双方に適合する必要がある。本論文では,自動車,鉄道,原子力,プロセス,ロボットなどの分野規格を持つ機能安全規格IEC61508,及び情報セキュリティ規格IEC62443を概説し,それらの要求事項には多くの相違点があるので連携技術の標準化が求められていることを論じた。特に,IEC TR63069安全・セキュリティ連携規格ではそれぞれ並行してリスク分析を行い,設計された安全機能仕様とセキュリティ機能仕様を統合し,矛盾・競合があれば議論して解決・実装する設計フローを検討している。また,ファクトリーオートメーションのIEC/TC44では安全リスク分析と安全制御システム設計を行ってから安全制御システムをセキュリティ分析し,セキュリティ対策を追加する設計フローを示して安全制御のセキュリティ規格IEC63074を立ち上げた。IEC TR63069は機能安全とセキュリティの境界,IEC63074は機械安全とセキュリティの境界に位置し,IECの適合性評価委員会が製品/システム/マネジメント等の認証手順を規定しており,安全セキュリティ連携規格開発が加速していくことを論じた。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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その他の情報処理  ,  データ保護 
引用文献 (5件):
  • IEC 61508 series - Functional safety of E/E/PE safety-related systems
  • IEC 62443 series - Industrial communication networks-Network and system security
  • 汎用シーケンサMELSEC iQ-R総合カタログ, 三菱電機 (2016).
  • 神余浩夫: 目で見る機能安全, 日本規格協会 (2017).
  • 福田敏博: 工場・プラントのサイバー攻撃への対策と課題がよ~くわかる本, 秀和システム (2015).

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