抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】in vitroで培養した腫瘍細胞の増殖に及ぼす3つの抽出物の影響を観察し,その可能な機構を予備的に調査する。【方法】水抽出物,75%エタノール抽出物および95%エタノール抽出物を,溶媒抽出法によってそれぞれ得た。【方法】ヒト胃癌細胞SGC-7901,ヒト肺癌細胞NCI-H460,ヒト肝癌細胞SMMC-7721,ヒト白血病細胞K562およびマウス線維芽細胞L929の増殖に及ぼす3つの抽出物の影響を,MTT法によって検出した。フローサイトメトリーを用いて細胞周期とアポトーシスに対するサンプルの影響を調べた。【結果】水抽出物,75%エタノール抽出物,および95%エタノール抽出物を72時間処理した後に,それらの抽出物を得ることができた。測定した濃度範囲内で、SGC-7901、NCI-H460、SMMC-7721、K562およびL929などの5種類の細胞に対していずれも異なる程度の生長抑制作用を示し、用量効果関係は基本的に明確であった。75%のエタノール抽出物と95%のエタノール抽出物群のIC50は,水抽出物群のそれらより低かった(すべてP<0.05)ことが示されたが,それらの間には有意差があった。95%エタノール抽出物群におけるSGC-7901,SMMC-7721,K562,およびL929細胞のIC50は,75%エタノール抽出物群のそれらより有意に低く(P<0.05),5つの細胞におけるSGC-7901には,より高い感受性があった。細胞のアポトーシス率は,0.4,0.6,0.8mg/Lの95%エタノール抽出物で48時間処理した後,それぞれ(8.32±0.55)%,(11.06±1.15)%,(12.25±1.51)%であった。細胞はS期、G2/M期にブロックされた。【結論】95%エタノール抽出物は,SGC-7901細胞に及ぼす顕著な抑制効果を示し,その機構は,細胞アポトーシスの誘導と細胞周期の抑制に関連している可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】