文献

J-GLOBAL ID：201702243365626366   整理番号：17A1819874

源流から海への河川水の生物地球化学に影響を及ぼすスケール依存過程の推論【Powered by NICT】

Inferring scale-dependent processes influencing stream water biogeochemistry from headwater to sea

著者 (4件)： Tiwari Tejshree (Department of Forest Ecology and Management, Swedish University of Agricultural Sciences, Umea, Sweden) ,  Buffam Ishi (Department of Biological Sciences, University of Cincinnati, Cincinnati, Ohio) ,  Sponseller Ryan A. (Department of Ecology and Environmental Sciences, Umea University, Umea, Sweden) ,  Laudon Hjalmar (Department of Forest Ecology and Management, Swedish University of Agricultural Sciences, Umea, Sweden)
資料名： Limnology and Oceanography  (Limnology and Oceanography)
巻： 62 Suppl S1  ページ： S58-S70  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0551A  ISSN： 0024-3590  CODEN： LIOCAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スケール依存過程は水化学のパターンを調節するかを理解することは,水生生物地球化学における課題となっている。本研究では,河川の化学的性質は,流域の規模とともに変化し,規模の増加と共に非線形変化の基礎となる機構を検討したかを評価した。これを行うために,著者らは,スウェーデン北部の69流域からのpHとカチオン(CaとMg)と全有機炭素(TOC)の濃度を対比し,源流(<0.01 km~2)からサイズ勾配主要河川と河口(>100,000 km~2)に広がる。この勾配を横断して,著者らは,(1)平均濃度および時間的変動の変化,(2)集水域濃度関係のスケール,および(3)変化のドライバーとしての地下水入力と河川内過程の潜在的な重要性を評価した。結果は,空間的および時間的信号には明確な源流集水域は合体し混合排水ストリームとして~2 10km~2で収束することを示した。10km~2を超えると,流れは上流の特徴を失い,浅部から深部地下水影響への転移を反映していた。これは,減少した空間的変動と融雪に対する応答の収束に対応する~70 500km~2で二切断を伴った,深層地下水影響の優位性は流域規模と共に増加した。より大きな流域はTOCに河川内処理の大きな効果を示し,上流シグナルの保存的混合と深層地下水での希釈から予測される濃度を測定したよりも低かった。本研究は,河川網におけるスケーリング生物地球化学的パターンとプロセスの理解を改善し,源流から海への化学の変動を形成する要因のシフト意味するしきい値を明らかにした。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *海洋 ,  河口 ,  経時変化 ,  TOC【炭素】 ,  流域 ,  *河川水 ,  スウェーデン王国 ,  *河川 ,  *地球化学 ,  水化学 ,  融雪 ,  水生生物 ,  地下水
準シソーラス用語： *生物地球化学 ,  *源流 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 河川汚濁  (SB02020F) ,  湖沼学,河川学  (DC07050J) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 源流 ,  海 ,  河川水 ,  生物地球化学 ,  スケール ,  過程 ,  推論