文献
J-GLOBAL ID:201702243385361686   整理番号:17A0307505

グリーン高分子化学:′人工漆′合成のためのカルダノールの生物模倣酸化重合

Green polymer chemistry: the biomimetic oxidative polymerization of cardanol for a synthetic approach to ‘artificial urushi’
著者 (4件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 335-343  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本記事にカシューナッツ殻液体の主成分であるカルダノールを開始モノマーとして用いた′人工漆′合成のための新しい方法を記載した。天然漆液は水-ウルシオール中(w/o)乳化系で重合し,ここではカルダノールの重合にこの機構を模倣した。弱いアミン塩基と弱いカルボン酸の組み合わせは効率的な乳化剤として機能した。カルダノールの重合はプレポリマー乳化液を作成するため水-ウルシオール(w/o)乳化系の水中で行われ,さらに架橋によって硬化しその結果カルダノールの生物模倣重合を引き起こす。プレポリマー乳化液の貯蔵は安定である。プレポリマー乳化液からフィルムを作製し,このフィルムの硬化は熱処理又はナフテン酸コバルト触媒架橋により空気中で′人工漆′を生成するために実施した。カルダノールモノマーおよびプレポリマー乳化液のレオロジー特性は基材上での優れたフィルム形成をもたらした。硬化フィルムの物理特性試験は塗布層として使用に耐える十分な硬度を示した。カルダノールは再生可能な資源であり,そして有機溶剤を使用せず,従ってこの重合は環境保護的な化学工程である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
単独重合  ,  その他の高分子の反応  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール 

前のページに戻る