文献

J-GLOBAL ID：201702243388386869   整理番号：17A1114119

漏れと抵抗(タイト)型上皮における傍細胞透過性への三細胞性密着結合の寄与【Powered by NICT】

Contribution of the tricellular tight junction to paracellular permeability in leaky and tight epithelia

著者 (1件)： Krug Susanne M. (Institute of Clinical Physiology, Charite, Universitaetsmedizin Berlin, Berlin, Germany)
資料名： Annals of the New York Academy of Sciences  (Annals of the New York Academy of Sciences)
巻： 1397  号： 1  ページ： 219-230  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0419A  ISSN： 0077-8923  CODEN： ANYAA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 三細胞性タイトジャンクション(tTJ)は傍細胞障壁の潜在的弱点である。tTJの比例的寄与を解決するために,イオンコンダクタンスと巨大分子浸透率を,種々の漏出の細胞系で分析した。MDCKII,Caco-2,HT-29/B6細胞は傍細胞と全イオン伝導率にtTJの寄与を計算するために二経路インピーダンス分光法および形態学的分析を行った。高分子透過性への寄与はトリセルリン過剰発現またはノックダウンにより評価した。トリセルリン依存高分子通過は漏れと密着上皮に規定された同等であったが,tTJの相対および絶対イオン透過性は異なっていた。単一tTJ当たり最小(50 pS)と最大(146 pS)伝導率を仮定して,傍細胞イオンコンダクタンスにtTJの寄与の可能な範囲は,漏れ細胞株における0.3 1.1%のみMDCK IIが,中程度細胞株Caco-2における3 25%,密着細胞株HT-29/B6で29%以下であった。これらの細胞では,これは全上皮コンダクタンス9 32%のへの寄与をもたらした。結論として,漏出性上皮の二細胞TJはほぼ全傍細胞イオンコンダクタンスを占めるが,タイト)型上皮における基低二細胞TJコンダクタンスはtTJに大きな影響を与える。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： イオン輸送 ,  モルフォロジー ,  *上皮 ,  高分子 ,  *壁細胞 ,  Caco2細胞 ,  浸透率 ,  *付着 ,  コンダクタンス
準シソーラス用語： 伝導率 ,  トリセルリン ,  *透過性 ,  インピーダンス分光法 ,  イオン伝導率 ,  *密着結合 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 三細胞性密着結合 ,  イオン透過性 ,  経上皮抵抗 ,  高分子透過性 ,  漏れ上皮 ,  強固上皮 ,  トリセルリン

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 漏れ ,  型 ,  上皮 ,  傍細胞透過性 ,  細胞性 ,  密着結合