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J-GLOBAL ID：201702243390899417   整理番号：17A1406878

担持されたイオン液体膜中での二酸化炭素: 2D IRおよびポンプ-プローブ実験により測定された構造および回転動力学

Carbon Dioxide in a Supported Ionic Liquid Membrane: Structural and Rotational Dynamics Measured with 2D IR and Pump-Probe Experiments

著者 (3件)： SHIN Jae Yoon (Stanford Univ., California, USA) ,  YAMADA Steven A. (Stanford Univ., California, USA) ,  FAYER Michael D. (Stanford Univ., California, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 32  ページ： 11222-11232  発行年： 2017年08月16日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球環境上,大気中へ放出される二酸化炭素を削減することは大きな課題であり,吸着剤による二酸化炭素吸着機構の解明は重要である。本稿では,ポンププローブ法と2D IR分光法を用いて,担持されたイオン液体膜(SILM)中での二酸化炭素の配向,構造動力学について検討した。ここで,二酸化炭素の捕獲物質として用いた多孔性SILMは,~350nmの細孔をもつPES膜中に,EmimNTf₂が分散したものである。ポリマー中の二酸化炭素は,レッドシフトしたIRスペクトルを示し,イオン液体相と比較すると,非対称伸縮モードの振動寿命は短くなった。細孔中では,二酸化炭素の配向ランダム化と,イオン液体の構造ゆらぎがみられた。ポリマー界面により誘起されたイオン液体の構造変化は,動力学に影響を及ぼすことが分った。

シソーラス用語： ポンププローブ法 ,  *イオン液体 ,  *二酸化炭素 ,  *吸着剤 ,  スペクトロスコピー ,  *多孔性 ,  *高分子膜 ,  *ポリエーテルスルホン ,  赤方偏移 ,  分子配向 ,  ゆらぎ ,  分子構造 ,  変化 ,  FTIR分光法 ,  曲線 ,  動力学 ,  機構 ,  対策
準シソーラス用語： 環境対策 ,  吸着機構 ,  減衰曲線 ,  構造ゆらぎ ,  構造変化

分類 (2件)： 吸着剤  (YB03000W) ,  融解塩  (CB05050R)

物質索引 (1件)： 1-エチル-3-メチル-1H-イミダゾール-3-イウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン

タイトルに関連する用語 (9件)： 担持 ,  イオン ,  液体膜 ,  二酸化炭素 ,  2D ,  Ir ,  プローブ ,  実験 ,  回転動力