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J-GLOBAL ID:201702243425494859   整理番号:17A0569887

補体蛋白質はナノ粒子蛋白質コロナに結合してin vivo動的交換を起こす

Complement proteins bind to nanoparticle protein corona and undergo dynamic exchange in vivo
著者 (12件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 387-393  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: W2059A  ISSN: 1748-3387  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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造影剤でのナノ粒子の静脈注射により,広範囲な血液蛋白質がナノ粒子の表面を被覆することが知られる。この過程でナノ粒子表面への補体蛋白質沈着はオプソニン化と称され,白血球やマクロファージによる表面蛋白質貪食のためにナノ粒子を刺激して有害効果に関連する可能性がある。ナノ粒子の補体活性化を,マグネタイト-マグヘマイト(Fe3O4とγ-Fe2O3)コアと生体高分子デキストランシェルから成る磁気共鳴イメージング(MRI)造影剤超常磁性酸化鉄(SPIO)ナノワームを用いて調査した。ヒト血清や血漿とインキュベーションしたSPIOナノワームが補体第3成分(C3)により急速にオプソニン化されることを見出した。これらのナノワームと結合する血清と血漿蛋白質は主にシェル側に挿入され,C3はシェルでこれらの吸着蛋白質と共有結合するが,この結合はin vitroで可逆的であった。また,予めヒト血漿で被覆したナノワームをマウスに静注した場合,C3と他の吸着蛋白質は急激に消失し,ナノ粒子付近に形成される蛋白質コロナが不安定であり,in vivoで動的に交換されることを実証した。
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分類 (3件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  抗原・抗体・補体の生化学  ,  診断用薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (4件):
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