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J-GLOBAL ID：201702243436470729   整理番号：17A0895927

技術者と品質工学-あらゆる技術に通用する評価技術 第5回 管理間接系部門の技術者と品質工学 III-人事部門・営業販売部門

著者 (2件)： 芝野広志 (TM実践塾) ,  芝野広志 (コニカミノルタ)
資料名： 標準化と品質管理  (Standardization and Quality Control)
巻： 70  号： 8  ページ： 29-34  発行年： 2017年08月15日 
JST資料番号： F0082A  ISSN： 0285-5070  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人事部門と営業販売部門における品質工学の活用を考えた。人事部門は社員の能力や資質を評価するが,最終的な判断は人事担当者が行うとしても,それを補完する科学的,合理的な判断材料があれば心強い。それには人の能力や資質,そして感性を評価するMTシステムがある。MTシステムによる人材評価の概要と手法にポイントを絞って説明した。一方,営業販売部門は人(消費者)の好みや動向を調査し,商品の販売戦略や営業方針を展開する。消費者の好みや心理などの市場情報を取得するには一般的な方法としてアンケートを採るが,安易にアンケートを実施すると必要な情報がほとんど得られず,経費と手間のムダ遣いになるのでアンケート対象者を明確にし,定量的なデータを確保することが重要である。また,営業担当者は顧客への接し方や商品の売り込み方など様々な工夫とノウハウを習得している。それらのノウハウのうち,実際に契約に結び付いた有効と思われる販売行動をパラメータとして選定し,実験計画表を作成して定められた販売方法を顧客に対し実践した結果,訪問回数や提案の有無などが顧客獲得に有効であることが分かった。さらに,営業担当者の力量や経験などの誤差因子の中にも営業的な効果を持つ要因が含まれていることが判明した。

シソーラス用語： *品質工学 ,  *技術者 ,  技術 ,  *人事管理 ,  *販売管理 ,  消費者志向 ,  *多変量解析 ,  *アンケート ,  *実験計画法
準シソーラス用語： *MTシステム ,  評価技術

分類 (1件)： 品質管理一般  (KB04010A)

引用文献 (1件)：

• 立林和夫ほか(1993):パラメータ設計による営業成果の向上, 第一回品質工学研究発表大会論文集 pp.51-56, 品質工学会

タイトルに関連する用語 (6件)： 品質工学 ,  評価 ,  間接 ,  部門 ,  営業 ,  販売