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J-GLOBAL ID：201702243448389706   整理番号：17A0518225

TおよびPクラスレートケージにおける臭素の原子価励起状態の性質

Nature of the valence excited states of bromine in the T and P clathrate cages

著者 (4件)： Batista-Romero Fidel A. (Centro de Investigaciones Quimicas, IICBA, Universidad Autonoma del Estado de Morelos, Ave. Universidad 1001, Cuernavaca 62209 Morelos, Mexico) ,  Gamboa-Suarez Antonio (Centro de Investigaciones Quimicas, IICBA, Universidad Autonoma del Estado de Morelos, Ave. Universidad 1001, Cuernavaca 62209 Morelos, Mexico) ,  Hernandez-Lamoneda Ramon (Centro de Investigaciones Quimicas, IICBA, Universidad Autonoma del Estado de Morelos, Ave. Universidad 1001, Cuernavaca 62209 Morelos, Mexico) ,  Janda Kenneth C. (Department of Chemistry, University of California, Irvine, California 92697, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 146  号： 14  ページ： 144311-144311-7  発行年： 2017年04月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テトラカイデカヘドラル(T)およびペンタカイデカヘドラル(P)クラスレートケージにおけるBr₂の原子価励起状態に関するゲスト-ホスト分子間ポテンシャルを,ab initio局所相関法を用いて計算した。その励起状態は,臭素がぴったりフィットしている小さなTケージにおいてさえ,対応する基底状態よりも強く結合性であることを見出した。その相互作用エネルギーの角度依存性は極めて異方的であり;これは対応する電子シフトに反映され,Tケージにおけるブルーシフトの極大の領域はハロゲン結合の存在を示唆している。電子シフトの大きな温度依存性を予測し,最近の実験研究との絶対値の比較をした。この厳しい検査は,基底および励起状態における弱い分子間力を記述するのに,局所補正処理が信頼できることを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *包接化合物 ,  *臭素 ,  *原子価 ,  *励起状態 ,  分子間ポテンシャル ,  角度依存性 ,  化学結合 ,  温度依存性
準シソーラス用語： *クラスレート化合物 ,  *原子価状態 ,  相互作用エネルギー ,  ハロゲン結合

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 臭素 ,  原子価 ,  励起状態 ,  性質