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J-GLOBAL ID：201702243471143641   整理番号：17A0290230

キノリン分解に対する完全および短絡的脱窒システム間の細菌群集特性の比較

Comparison of bacterial community characteristics between complete and shortcut denitrification systems for quinoline degradation

著者 (3件)： ZHANG Xiaomei (Qingdao Inst. Bioenergy and Bioprocess Technol., Chinese Acad. Sci., Qingdao, CHN) ,  HUA Xiufu (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  YUE Xiuping (Taiyuan Univ. Technol., Taiyuan, CHN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 101  号： 4  ページ： 1697-1707  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 唯一の炭素源としてキノリンを分解する2つの脱窒システム(完全と短絡)を構築し,両システム間の基質分解速度の解析と比較をした。完全と短絡的のキノリン除去速度は,それぞれ0.905gと1.123g(gVSS d)であった。16S rRNAに基づいたPCR-DGGEとハイスループット配列決定により両システム間の細菌群集構造を比較し,qPCRにより両システム間の細菌群集の機能的遺伝子の比較をした。その結果,プロテオバクテリア門γプロテオバクテリア綱に属するAlicycliphilus denitrificansが優勢であった。短絡的脱窒システムにおける種の豊富さと機能的遺伝子(narG,nirS,nirKとnosZ)の存在量は,完全脱窒システムよりも高かった。以上の結果は,短絡的システムにおける細菌群集による無機態窒素レダクターゼ活性が完全システムよりも強いことを裏付けた。

シソーラス用語： *微生物分解性 ,  除去 ,  *脱窒素 ,  ミクロフローラ ,  rRNA遺伝子 ,  PCR法 ,  ゲル電気泳動 ,  遺伝学実験技術 ,  定量的PCR法 ,  細菌 ,  窒素オキシドレダクターゼ ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 生物学的脱窒 ,  *細菌群集構造 ,  16S rRNA遺伝子 ,  PCR-DGGE法 ,  ハイスループット塩基配列決定法 ,  Alicycliphilus denitrificans ,  γプロテオバクテリア

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  土壌生物  (FB04050N) ,  窒素複素環化合物一般  (CF07040G)

物質索引 (1件)： キノリン

タイトルに関連する用語 (5件)： キノリン ,  分解 ,  短絡 ,  脱窒 ,  細菌群集