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J-GLOBAL ID:201702243484937180   整理番号:17A1494802

希釈溶液からの無機および有機吸着剤によるりん酸塩吸着の比較研究【Powered by NICT】

Comparative study on phosphate adsorption by inorganic and organic adsorbents from a diluted solution
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 3181-3189  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2960A  ISSN: 2213-3437  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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希薄溶液からリン酸塩吸着の技術は,給水や廃水処理の分野で重要である。リン酸塩に対する吸着剤の数は,現在までに開発されたが,同じ基準におけるそれらのりん酸取込の調査に関する研究はほとんどない。このようなアプローチは,リン酸塩選択性を向上させる因子を明らかにすることを可能にした。希薄NaH_2PO_4溶液(C_P=3mg)からのリン酸塩取込は,63種類の無機および有機吸着剤を用いて研究した。シュベルトマナイト型水和酸化鉄(Sch-1),Mg-Al型層状複水酸化物(MgAl 1),活性化酸化マグネシウム(aMgO),Fe-Al型複水酸化物(FeAl 2),Ce_2(CO_3)38H_2O,La(OH)3は20mg-P/g以上の大きなりん酸塩取込を示した。Sch-1とMgAl1は15と9mg-P/gの高い吸着速度と大きなりん酸塩取込を有し,それぞれ,C_P=0.01mg-P/Lであった。溶液中の過剰の重炭酸塩イオン(2mM NaHCO_3)の影響は,鉄含有吸着剤では僅かであったが,他の吸着剤で顕著となった。この違いは,吸着機構の違いによって部分的に説明できた:イオン交換または溶解-沈殿。各種水和酸化鉄のによるりん酸塩取込は,シュベルトマナイトは調製法に関係なく良好なリン酸吸着性を持つことを示した。吸着剤中の硫酸塩イオンの状態の制御はSO_4~2-/りん酸イオン交換によるりん酸塩吸着を改善するために重要である。今後の課題は,吸着剤の再利用性を改善することである,りん酸脱着後二吸着は十分なりん酸塩取込を示さなかったからである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理  ,  吸着剤 

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