文献

J-GLOBAL ID：201702243502862948   整理番号：17A0244831

溶媒/反溶媒法によって沈殿された2,4,6,8,10,12-ヘキサニトロ-2,4,6,8,10,12-ヘキサアザイソウルツィタン(CL-20)の多形に関する実験と計算の比較評価

Comparative Study of Experiments and Calculations on the Polymorphisms of 2,4,6,8,10,12-Hexanitro-2,4,6,8,10,12-hexaazaisowurtzitane (CL-20) Precipitated by Solvent/Antisolvent Method

著者 (5件)： WEI Xianfeng (China Acad. of Engineering Physics (CAEP), Sichuan, CHN) ,  XU Jinjiang (China Acad. of Engineering Physics (CAEP), Sichuan, CHN) ,  LI Hongzhen (China Acad. of Engineering Physics (CAEP), Sichuan, CHN) ,  LONG Xinping (China Acad. of Engineering Physics (CAEP), Sichuan, CHN) ,  ZHANG Chaoyang (China Acad. of Engineering Physics (CAEP), Sichuan, CHN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 9  ページ： 5042-5051  発行年： 2016年03月10日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強力な爆発物である2,4,6,8,10,12-ヘキサニトロ-2,4,6,8,10,12-ヘキサアザイソウルツィタン(CL-20)の結晶多形が,溶媒法と反溶媒法からの結晶化機構について,実験と分子動力学計算によって比較評価された。CL-20の多形に対する溶媒と温度の効果が計算によって評価され,β型CL-20分子が最安定であり,溶液中に最も多く存在することが示された。β-CL-20は,分子間配座変換に対してエネルギー障壁が低く,結晶相では,多形の中で最も低い格子エネルギーを持つ。これらの結果は,結晶化過程とその後の相転移過程についての実験事実を良く説明している。また,計算から求められる多様な多形のコヒーレントエネルギー密度は,それらの熱安定性と良く一致している。

シソーラス用語： *多形 ,  *溶媒 ,  *沈殿 ,  *計算機シミュレーション ,  *結晶構造解析 ,  結晶化 ,  配座エネルギー ,  格子エネルギー ,  相転移 ,  コヒーレントポテンシャル近似 ,  エネルギー密度 ,  *貧溶媒 ,  *分子動力学シミュレーション ,  *計算機利用 ,  *利用
準シソーラス用語： *反溶媒 ,  *分子動力学計算

分類 (2件)： 分子の立体配置・配座  (BH05022J) ,  複素環式化合物の結晶構造  (BK08030Q)

物質索引 (1件)： ヘキサニトロヘキサアザイソウルツィタン

タイトルに関連する用語 (8件)： 溶媒 ,  反溶媒 ,  沈殿 ,  CL-20 ,  多形 ,  実験 ,  計算 ,  比較評価