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J-GLOBAL ID：201702243506121384   整理番号：17A1992931

木材ベース複合材料用の革新的なジオポリマーバインダーの適用性に及ぼすアルミノシリケートパウダーの影響

Effect of aluminosilicate powders on the applicability of innovative geopolymer binders for wood-based composites

著者 (3件)： SHALBAFAN Ali (Tarbiat Modares Univ., Noor, IRN) ,  WELLING Johannes (Thuenen-Inst. (TI) of Wood Res., Hamburg, DEU) ,  HASCH Joachim (Kronopol Sp. Z o.o., Zary, POL)
資料名： European Journal of Wood and Wood Products  (European Journal of Wood and Wood Products)
巻： 75  号： 6  ページ： 893-902  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： C0118A  ISSN： 0018-3768  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホルムアルデヒドベース接着剤を用いた木材ベースのパネルは,使用中のホルムアルデヒドの放出が健康上の問題になっている。この研究では,木材ベース複合材料用の接着剤に,フライアッシュベースのジオポリマーバインダーを調製し,その適合性を調べた。ジオポリマーは,天然鉱物またはフライアッシュのような産業副生物から得られたアルミノシリケートをアルカリ活性化して合成した。パラメーターとして,バインダー中の水ガラスの含量(W:B),およびアルカリ溶液とアルミノシリケートパウダーの重量比(S:P)を選び,接着せん断強度に及ぼす影響を調べた。ナトリウムシリケートベースバインダーは,カリウムシリケートに比べて,高いせん断強度を示した。S:Pが1および1.33では,バインダーの作業性が良好であった。W:Bが0.66から1.33に増加すると,接着せん断強度も上昇した。種々のアルミノシリケートをベースにしたジオポリマーバインダーは,木材ベースパネルの接着に有望である。

シソーラス用語： パネル ,  *無機重合体 ,  フライアッシュ ,  粘結剤 ,  水ガラス ,  アルミノケイ酸塩 ,  剪断強さ ,  ケイ酸ナトリウム ,  ケイ酸カリウム ,  作業性 ,  接着剤 ,  *接着 ,  シリカヒューム ,  カオリン ,  反応性 ,  木質材料
準シソーラス用語： 木質ボード ,  *ジオポリマ ,  接着剪断強さ ,  木材接着剤 ,  *木材接着 ,  メタカオリン ,  ポゾラン活性

分類 (1件)： 製材・加工  (FF05032S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 木材 ,  複合材料 ,  ジオポリマー ,  バインダー ,  適用性