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J-GLOBAL ID：201702243508082708   整理番号：17A1550045

電気生理学的記録における経頭蓋電気刺激アーチファクトの位相特性【Powered by NICT】

Phase properties of transcranial electrical stimulation artifacts in electrophysiological recordings

著者 (3件)： Noury Nima (Centre for Integrative Neuroscience & MEG Center, University of Tuebingen, Germany) ,  Noury Nima (IMPRS for Cognitive and Systems Neuroscience, Tuebingen, Germany) ,  Siegel Markus (Centre for Integrative Neuroscience & MEG Center, University of Tuebingen, Germany)
資料名： NeuroImage  (NeuroImage)
巻： 158  ページ： 406-416  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3139A  ISSN： 1053-8119  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 経頭蓋電気刺激(tES)時のモニタリング脳活性は健康及び病気の脳活動を研究する因果のための魅力的な方法である。刺激アーチファクトはtES中の電気生理学的記録を複雑にしている。アーチファクト除去法の設計と評価はアーチファクトの特徴,すなわちtES刺激電流とtESアーチファクト間の関係を定義する伝達関数の特性のキャラクタリゼーションを必要とする。ここでは,EEGとMEGにおける刺激電流とtESアーチファクト間の位相関係を特性化した。刺激アーチファクトは,純粋な同相または逆位相信号ではなく,非線形機構は刺激電流に比べて定常相たわみを誘導することを示した。さらに,各心拍と呼吸に僅かに変調されした刺激アーチファクトの相変形。一般的に使用される刺激振幅に対して,アーチファクト相たわみは正常脳信号よりも数倍大きい信号に対応している。相たわみの強さは刺激周波数で変化した。これら相影響をアーチファクト除去中および異なる刺激周波数の記録を比較した場合,考慮する必要がある。tESアーチファクトの数学モデルにおける著者らの知見を要約し,このモデルの設計とアーチファクト除去技術を評価するためのシミュレーションに用いることができるかを議論した。本研究を容易にするために,本研究の全ての原データが自由に利用可能である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 心拍 ,  直流 ,  *位相 ,  *位相特性 ,  周波数 ,  数学モデル ,  伝達関数 ,  *アーチファクト ,  たわみ ,  交流 ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： アーチファクト除去 ,  脳活動 ,  *経頭蓋電気刺激 ,  電気生理学 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 経頭蓋電気刺激(tES) ,  経頭蓋交流電流刺激(tACS) ,  経頭蓋直流刺激(tDCS) ,  EEG ,  MEG ,  ニューラルエントレインメント ,  刺激アーチファクト

分類 (1件)： 生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 電気生理学 ,  経頭蓋電気刺激 ,  アーチファクト ,  位相特性