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J-GLOBAL ID：201702243544228671   整理番号：17A1814823

金属-複合材料単一重ね継手の接合機構と機械的性能に及ぼすアルミニウム表面前処理の影響

Influence of aluminum surface pre-treatments on the bonding mechanisms and mechanical performance of metal-composite single-lap joints

著者 (4件)： GOUSHEGIR S. M. (Helmholtz-Zentrum Geesthacht, Geesthacht, DEU) ,  DOS SANTOS J. F. (Helmholtz-Zentrum Geesthacht, Geesthacht, DEU) ,  AMANCIO-FILHO S. T. (Helmholtz-Zentrum Geesthacht, Geesthacht, DEU) ,  AMANCIO-FILHO S. T. (Hamburg Univ. Technol., Hamburg, DEU)
資料名： Welding in the World  (Welding in the World)
巻： 61  号： 6  ページ： 1099-1115  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： H0722A  ISSN： 0043-2288  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 輸送機器の軽量化に多様な材料の開発が行なわれているが,それらを効率よく利用するためには,接合のプロセスが重要となる。本研究においては,アルミニウム合金(AA2024)と炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)(樹脂はポリフェニレンスルフィド)の単一重ね継手の形成を摩擦接合で行ない,その際のアルミニウム合金の表面処理が接合形成と機械的性質にどのような影響を与えるかを調べた。アルミニウム合金の表面処理として,機械的研磨,サンドブラスト,酸洗,化成処理,サンドブラスト+酸洗/化成処理,および電気化学的処理を実施した。接合サンプルについてSEM-EDSを用いた微細構造観察および剪断・引張試験を実施した。これらの実験から,機械的特にサンドブラストによる表面の粗面化がアルミニウム合金とCRFTPの接合に最も良好な結果を与えることを明らかにし,その要因として形成された凹面への樹脂の投錨効果を挙げた。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  *摩擦溶接 ,  *表面改質 ,  研磨 ,  ブラスト洗浄 ,  酸洗浄 ,  化成処理 ,  *接着強さ ,  重ね継手
準シソーラス用語： サンドブラスト ,  *炭素繊維強化熱可塑性プラスチック

分類 (2件)： 接着  (WC07020V) ,  表面処理一般  (WC08010R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 複合材料 ,  重ね継手 ,  機械的性能 ,  アルミニウム ,  前処理