文献

J-GLOBAL ID：201702243592639057   整理番号：17A0500017

アシルボラン:合成戦略と応用

Acylboranes: synthetic strategies and applications

著者 (3件)： Scharnagl Florian Korbinian (Institut fuer Anorganische Chemie and Institute for Sustainable Chemistry & Catalysis with Boron, Julius-Maximilians-Universitaet Wuerzburg, Am Hubland, 97074 Wuerzburg, Germany. [e-mail]) ,  Bose Shubhankar Kumar ,  Marder Todd B.
資料名： Organic & Biomolecular Chemistry  (Organic & Biomolecular Chemistry)
巻： 15  号： 8  ページ： 1738-1752  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0499C  ISSN： 1477-0520  CODEN： OBCRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アシルボラン化合物の合成および化学の概要を示す。アシルボランは,以前はいくつかの変態の中間体として提案されており,調製が困難であると考えられる,まれな種類のホウ素化合物である。アシルボラン化合物の製造方法は,求電子性および求核性の両方のホウ素源に基づく。前者の方法は,求電子性ホウ素試薬をアシル-アニオン等価物に加えることを含むが,後者の方法は,アルデヒド,炭酸ジエチルおよび酢酸エチルのような求電子剤によって捕捉されるボリルアニオン試薬に基づく。MIDA α-ヒドロキシボロナートまたはα-ブロモメチルアルコールの酸化に基づくアシルボロン化合物を達成するための新しい方法が議論されている。求核性ボリル亜鉛試薬を用いて塩化アシルのパラジウム触媒ホウ素化からアシルボランを調製するための一段階触媒C-Bカップリング反応が含まれる。官能選択されたホウ素誘導体に変換する化学選択的アミド結合形成反応におけるアシルボランの応用も議論される。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *有機ホウ素化合物 ,  *アシル基 ,  *化学合成 ,  分子構造 ,  反応性 ,  *カップリング反応 ,  カルボニル化 ,  チタン錯体 ,  反応機構 ,  C-N結合 ,  パラジウム触媒 ,  触媒反応 ,  パラジウム錯体
準シソーラス用語： *アシルボラン ,  アミド結合 ,  求核性 ,  求電子性

分類 (2件)： 有機ほう素化合物  (CF08020R) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

タイトルに関連する用語 (2件)： 戦略 ,  応用