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J-GLOBAL ID：201702243625583517   整理番号：17A0944560

中京地域で発生する長周期地震動に対する堆積盆地及び付加体の影響

THE EFFECT OF SEDIMENTARY BASINS AND ACCRETIONARY WEDGE ON LONG PERIOD GROUND MOTIONS IN CHUKYO AREA

著者 (4件)： 山田沙代 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  山田沙代 (清水建設) ,  平井敬 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  福和伸夫 (名古屋大 減災連携研究セ)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 738  ページ： 1165-1175  発行年： 2017年08月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 相反定理を用いた有限差分法による解析から,伝播経路特性と震源位置依存サイト・堆積盆地干渉効果が,中京地域へ伝播する地震波に与える影響を示した。また,地震波の伝播の様子による考察と単純モデルを用いた検討を行い,中京地域の堆積盆地への地震波の入射方位の違いによる地盤震動特性の変動が観測地点近傍の不整形な地盤構造に起因することを確認した。さらに,中京地域の堆積盆地上の地点における地震動の増幅率が震源域に依存し,単純モデルを用いた解析で得られた結果と同様の傾向を示していることを明らかにした。特に,名古屋市を含む愛知県西部と自動車産業が集積している西三河地域では,地震の震源域によって震源位置依存サイト・堆積盆地干渉効果による増幅の度合が異なることが分かった。

シソーラス用語： *長周期地震動 ,  *増幅現象 ,  堆積盆地 ,  付加体 ,  愛知県 ,  相反定理 ,  差分法 ,  地震波 ,  地震波伝搬 ,  経路 ,  震源 ,  位置 ,  干渉 ,  地下構造
準シソーラス用語： 震源位置 ,  中京地域 ,  伝播経路 ,  有限差分法

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 地域 ,  長周期地震動 ,  堆積盆地 ,  付加体