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J-GLOBAL ID：201702243690024285   整理番号：17A0454896

「国際標準ISO/IEC 11770-3」に採録 認証鍵交換FSU方式

著者 (1件)： 藤岡淳 (神奈川大 工)
資料名： 神奈川大学工学部報告  (Reports of Faculty of Engineering Kanagawa University)
号： 55  ページ： 23-24  発行年： 2017年03月15日 
JST資料番号： G0766A  ISSN： 1343-0777  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)では情報技術分野の国際標準を合同で発行している。暗号技術では守秘や認証のために第三者に秘密にする情報を当事者で正しく共有することが重要である。これに関わる技術が鍵共有(鍵合意と鍵転送)であり,これを非対称暗号技術を用いて実現することができる。この手法がISO/IEC 11770-3で規格化され,2015年に標準化文書として出版された。本論文では,筆者が国際会議で発表し,上記文書で採録されたFSU方式について説明した。この方式は認証鍵交換と呼ばれるID情報に基づく二者間鍵確立方式であり,これを双線形写像を用いて実現した。FSU方式は,長期鍵や一時鍵に関する秘密情報の漏洩に対しても安全であることが証明されている。

シソーラス用語： 国際標準化機構 ,  国際機関 ,  国際規格 ,  情報処理 ,  情報共有 ,  *交換 ,  *記号 ,  *暗号鍵 ,  *決定 ,  写像
準シソーラス用語： 国際電気標準会議 ,  国際標準 ,  暗号処理 ,  鍵共有 ,  *認証鍵交換 ,  *ID情報 ,  *鍵確立 ,  双線形写像

分類 (2件)： 符号理論  (ND02030R) ,  通信工学・通信事業一般  (ND01000D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 標準 ,  ISO ,  IEC ,  認証鍵交換