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J-GLOBAL ID：201702243699339965   整理番号：17A0990536

CMIP5歴史シミュレーションにおける主要成層圏突然昇温の異なる周波数の研究【Powered by NICT】

A study of different frequencies of major stratospheric sudden warmings in CMIP5 historical simulations

著者 (1件)： Taguchi M. (Department of Earth Science, Aichi University of Education, Kariya, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Atmospheres  (Journal of Geophysical Research: Atmospheres)
巻： 122  号： 10  ページ： 5144-5156  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0294B  ISSN： 2169-897X  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北半球冬期における主要な成層圏突然昇温(MSSW)の気候学的周波数は,モデルシミュレーションを用いて研究したが,そのモデル間の違いは相対的に説明されていない。三十のモデルによる結合モデル相互比較計画第5相(CMIP5)歴史的シミュレーションのアーカイブを用いて,本研究では,周波数はいくつかの因子に分解する枠組みを構築することによりシミュレーションの静磁表面波周波数を調べた。結果は,最初の静磁表面波周波数における多重モデル差は各シミュレーションにおいて温帯成層圏内の帯状平均帯状風の平均と変動性と密接に関係していることを示した。重要な点は,各シミュレーションのための,帯状風の変動性は,固定強度の極端な波強制に対する極渦の対流圏と平均減速応答から極端な過渡プラネタリー波強制の平均強度の組合せ,あるいは製品,で表現されることである。を解釈と惑星波動-平均流相互作用から生じる極渦の大規模動的変動の代理として用いることができる。CMIP5モデルシミュレーションの大部分は因子の一つまたは両方を過小評価し,動力学的変動性の過小評価に導くことが分かった。これは,シミュレーションにおける静磁表面波周波数の一般的過小評価に寄与する。本研究では,このフレームワークは,異なるモデルと気候条件(例えば,将来の気候変化)における静磁表面波周波数をより良く理解するために一般的に使用できることを提案した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *周波数 ,  *シミュレーション ,  北半球 ,  気象条件 ,  極渦 ,  結合モデル ,  *成層圏 ,  冬 ,  気候変動 ,  対流圏 ,  帯状風 ,  プラネタリー波
準シソーラス用語： 過小評価 ,  *成層圏突然昇温 ,  *CMIP5 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (2件)： 静磁表面波 ,  CMIP5(第5次結合モデル

分類 (2件)： 大規模擾乱,台風,大気重力波  (DC05070R) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (5件)： CMIP5 ,  歴史 ,  シミュレーション ,  成層圏突然昇温 ,  研究