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J-GLOBAL ID：201702243760126185   整理番号：17A0335231

短く弱い高分子電解質のイオン化:大きさが重要な場合

Ionization of short weak polyelectrolytes: when size matters

著者 (2件)： DOLCE Caterina (UPMC Univ Paris 06, Paris, FRA) ,  MERIGUET Guillaume (UPMC Univ Paris 06, Paris, FRA)
資料名： Colloid and Polymer Science  (Colloid and Polymer Science)
巻： 295  号： 2  ページ： 279-287  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： C0415A  ISSN： 0303-402X  CODEN： CPMSB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子電解質はそれらのイオン性基の性質およびpH挙動によって,強い高分子電解質ならびに弱い高分子電解質の2種類に分類される。弱い高分子電解質は色素溶液の脱色,高分子太陽電池における電力変換効率を制御するために,構造および動的性質を制御する必要がある。ここでは異なる高分子量のポリアクリル酸ナトリウム(PAANa)のイオン化過程に焦点を当て,高分子電解質鎖の長さの影響を調べるために¹H核磁気共鳴を用いて調べた。培地のpHの上昇によってポリ酸のイオン化および分子内反発によって鎖の膨潤を及ぼし,NMR化学シフトδおよび自己拡散係数Dに影響を及ぼした。高分子電解質のイオン化は鎖の長さが長くなるにつれてより高いpHで起こった。pHによる自己拡散係数の変化は鎖の長さに反比例した。本研究では短い高分子電解質でも単純なカルボン酸とは異なり,長鎖高分子電解質のように挙動することを示した。最後にイオン化過程の拡散効果は単一のパラメータ研究では容易に解明できないと述べた。

シソーラス用語： *高分子電解質 ,  *イオン化 ,  pH【水素イオン指数】 ,  色素 ,  脱色 ,  太陽電池 ,  ポリアクリル酸 ,  拡散係数 ,  カルボン酸
準シソーラス用語： 高分子太陽電池 ,  電力変換効率 ,  ポリアクリル酸ナトリウム ,  ポリ酸 ,  自己拡散係数

分類 (1件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (2件)： 高分子電解質 ,  イオン化