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J-GLOBAL ID:201702243762758141   整理番号:17A1606992

海棲哺乳類の保全・管理のための調査・解析手法【9】個体数推定

Survey and analysis methods for conservation and management of marine mammals (9): Abundance estimation
著者 (1件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 512-522  発行年: 2017年10月15日 
JST資料番号: S0220B  ISSN: 0285-4376  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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海棲哺乳類の調査に頻繁に使われる標識再捕法とライントランセクト法について紹介した。標識再捕法は動物の個体に何らかの標識を行い,その標識を手掛かりに再捕(又は再発見)した場合に,その標識数と再捕数のデータから個体数を推測する方法である。1回の標識と1回の再捕獲を基本とするPetersen法は個体数推定の標準的手法としてわが国でも水産資源学の分野を中心に広く紹介されてきた。ライントランセクト法は無作為に設定した複数本の直線の調査線(トラックライン)上を移動しながら対照Dプ物を探し,調査距離,発見数,トラックラインから発見動物までの横距離のデータを用いて個体数を推定する方法である。この方法はモデルの構造が比較的単純であるため頑強な推定ができるが,バイアスが生じないよう調査海域の設定やトラックラインの配置に十分な注意が必要である。個体数の推定結果にバイアスが生じやすい場合には,空間モデルを用いて環境変数との関係から個体数推定を行う方法が有効である。わが国の個体数調査における対象種は沿岸~沖合に広く分布することが多いため,大型船によるライントランセクト法に基づく調査・解析が一般的である。
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分類 (2件):
分類
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魚類以外の水産動物  ,  個体群生態学 

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