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J-GLOBAL ID:201702243775675788   整理番号:17A0678244

京コンピュータを用いた全球高分解能非静水圧大気シミュレーションの成果と課題

Outcomes and challenges of global highresolution non-hydrostatic atmospheric simulations using the K computer
著者 (15件):
資料名:
巻:号: Apr  ページ: 4:13 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U0650A  ISSN: 2197-4284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本論説では,京コンピュータを使用し,正二十面体格子非静力学大気モデル(NICAM)に基にした全球数値大気シミュレーションを行った5年(2011-2016)プロジェクトの主要な成果について論評する。京コンピュータは2012年9月に一般に公開され,日本の革新的研究戦略プログラム(SPIRE)の主要リソースとして5つの戦略的研究分野へ取り組むために使用された;NICAMプロジェクトは,気候及び気象シミュレーションの研究分野に該当した。NICAMと高性能コンピューティングを組み合わせることで,(1)より現実的な対流系の表現を生成する高分解能全球シミュレーション,(2)10-30日先立って広範囲を予測可能なマルチメンバーアンサンブルシミュレーション,(3)気候学と変動性に関する複数十年シミュレーション。京コンピュータの時代以前は,NICAMを使用したMadden-Julian振動(MJO)を含む季節内振動の現実的なシミュレーションを行うことは,事例研究アプローチとして行う以外はまれであった。京コンピュータの計算能力が飛躍的に向上したことによって,積分時間と水平解像度だけでなく,数値シミュレーションでのMJOイベントの事例数を大幅に増やすことができた。この5年間のプロジェクトで使用されているような高分解能の非静水圧モデルが,現在使用されている比較すると粗い運用モデルと比較して,季節内の振動および関連する熱帯低気圧の発生を予測する能力を向上させると結論づける。NICAMを用いたキロメートル以下の分解能のシミュレーションと複数十年シミュレーションの影響についても論評する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 
引用文献 (134件):

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