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J-GLOBAL ID：201702243807783420   整理番号：17A0511132

シール技術の最新動向 配管系フランジ継手の密封性能向上と安全性向上に関する技術動向

著者 (1件)： 小林隆志 (沼津工高専)
資料名： トライボロジスト  (Journal of Japanese Society of Tribologists)
巻： 62  号： 4  ページ： 267-272  発行年： 2017年04月15日 
JST資料番号： F0390A  ISSN： 0915-1168  CODEN： TORAEO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フランジ継手には,内部流体を外部への漏れを生じさせない高い密封性能が求められる。本稿では,フランジ継手の構造,微小漏えいに関する規則の現状,ガスケットの試験方法,密封特性を考慮したボルト締付け力の決定方法などに関する技術動向および研究動向を示した。さらに,フランジ継手の安全性に影響を与える運転時の温度や,地震時の外力の影響なども述べた。石けん水法で漏れが検出されないレベルでも微小漏えいが存在するので,密封性の高いガスケットを積極的に採用して,プラント全体の安全性を確保する必要がある。

シソーラス用語： *フランジ継手 ,  *配管 ,  *気密性 ,  *安全性 ,  ボルト ,  力 ,  *ガスケット ,  *締付力
準シソーラス用語： 密封性

分類 (2件)： 密封装置  (QB01100J) ,  パイプライン・空気・水力輸送  (QD05010T)

引用文献 (21件)：

• 1) 浜野・小林:管フランジの応力および変形解析(スリップオン型の場合),日本機械学会山梨講演会講演論文集, No. 030-4 251(2003) 33.
• 2) 西田:現代ガスケット概論,日本バルカー工業(2015)63.
• 3) 最新シーリングテクノロジー(密封・漏れの解明とトラブル対策),第2編 第1章 2. 漏えいの形態,テクノ システム(2010) 75.
• 4) 石油学会規格JPI-7R-91:配管用非石綿ガスケットの使用指針(2003) .
• 5) T. KOBAYASHI:A Rapid Testing Procedure to Characterize Fundamental Sealing Behavior of Gaskets, ASME PVP Conf., PVP2005-71457 (2005) CD-ROM.

タイトルに関連する用語 (7件)： シール ,  最新動向 ,  配管系 ,  フランジ継手 ,  密封性能 ,  安全性 ,  技術動向