抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
OpenStreetMapといったオープンデータの地図データや,Leafletなどのオープンソースの地図制御用コードの登場により,Webマップは扱いやすいものとなった。我々は注目する地点を拡大表示するFocus領域,その周辺の地域を表示するContext領域,2つの領域間の縮尺の違いによる歪みを吸収するGlue領域の3つからなるFocus+Glue+Contextマップを用いたWebマップシステムEmmaを提案してきた。しかし,EMMAは地図表示やレイヤー管理,タイリング処理などの基本的な制御部分も含めて全て我々独自で開発したクローズドなシステムであり,最新のWebマップ技術の取り込みや,機能拡張・操作性の向上などのカスタマイズが容易ではないという問題があった。上記の問題を解決するために本研究ではEMMAの機能をWebマップのオープンデータ,オープンソースと共存できるようにして,機能拡張やカスタマイズを容易にしたOpen EMMAシステムを提案する。また本論文では提案システムに基づくプロトタイプシステムを実装した。さらに,作成したプロトタイプシステムに対する評価実験を行い,提案手法の有用性を評価した。(著者抄録)