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J-GLOBAL ID:201702243857421271   整理番号:17A1494686

軽度認知障害における記憶障害の病態失認:機能的および分子イメージングを用いた神経機構への洞察【Powered by NICT】

Anosognosia for memory deficits in mild cognitive impairment: Insight into the neural mechanism using functional and molecular imaging
著者 (20件):
資料名:
巻: 15  ページ: 408-414  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3179A  ISSN: 2213-1582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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記憶障害の洞察の損失,病態失認は,Alzheimer病(AD)における一般的で顕著な症状である。AD認知症患者における以前の所見は,病態失認であるこれらの領域間の自己参照過程に関与する皮質正中線構造内の機能的代謝変化だけでなく,機能的切断の両方に起因することを示唆する。本研究は,ADの前駆期における病態失認の神経相関を調べることによりこれらの知見を拡大することを目的とした。ここでは,局所脳代謝(安静時状態18Fフルオロデオキシグルコース陽電子放出断層撮影(FDG PET))を用いた脳領域間の固有の連結性破壊を調べるために健忘性軽度認知障害(aMCI),続いて静止状態機能的磁気共鳴画像法(rs fMRI)患者における病態失認の代謝相関を明らかにした。aMCIの三十一名の被験者(平均年齢:74.1;臨床的認知症評価(CDR)地球スコア:0.5),及び251認知的に正常な(CN)高齢者(平均年齢:73.3;CDR:0)は,行動とFDGデータのための参照群として含めた。病態失認指数は主観的および客観的記憶スコア間の不一致スコアを計算することにより得られた。すべての被験者は,グルコース代謝測定のためのFDG-PETを受け,aMCI被験者は固有連結性測定のための付加的なRS f MRIを施行した。病態失認と神経画像データのボクセル様相関はaMCI被験者で実施した。aMCI被験者はCN高齢者と比較して有意に減少した記憶認識を持っていた。aMCI被験者におけるより大きな病態失認は後部帯状皮質(PCC)皮質と海馬における減少したグルコース代謝と関連していた。内因性連結性分析は,病態失認との間に有意な関連を明らかにし,PCCシード領域間の機能的結合性と眼窩前頭皮質(OFC)と同様に両側下頭頂葉(IPL)を減弱させた。これらの所見は,記憶欠損の自覚における皮質正中線構造と海馬が関与していることのさらなる証拠を提供した。記憶認識と共変する研究神経画像変化は病態失認の原因を同定する我々の能力を改善し,最終的にその治療のために著者らの機会を増加させる可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系の疾患  ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 

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