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J-GLOBAL ID：201702243864469038   整理番号：17A0637171

軸対称拡大二重スロートノズルの始動問題の検討

Study of Starting Problem of Axisymmetric Divergent Dual Throat Nozzle

著者 (3件)： WANG Yangsheng (Nanjing Univ. Aeronautics and Astronautics(NUAA), Jiangsu, CHN) ,  XU Jinglei (Nanjing Univ. Aeronautics and Astronautics(NUAA), Jiangsu, CHN) ,  HUANG Shuai (Nanjing Univ. Aeronautics and Astronautics(NUAA), Jiangsu, CHN)
資料名： Journal of Engineering for Gas Turbines and Power  (Journal of Engineering for Gas Turbines and Power)
巻： 139  号： 6  ページ： 062602.1-062602.13  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： E0270B  ISSN： 0742-4795  CODEN： JETPEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スラストベクトル制御性が良い反面,始動困難性の課題を有する軸対称拡大二重スロートノズル(ADDTN)について,同性能に対する形状パラメータの効果を数値シミュレーションで検討した。初めに,ADDTNの構造(流入口,上流スロート,リセスキャビティ,下流スロート等)と寸法諸元値を説明した。ノズル形状は,キャビティの拡大角(10,13,16°)と縮小角(30,40,50°),長さ/上流スロート半径比(4,5,6),下流/上流スロート半径比(1.05,1.1,1.2,1.4)等をパラメータとした。また,数値シミュレーションには軸対称二次元圧縮性流れのRANS方程式解法を適用した。ノズルのキャビティ拡大角と縮小角,長さ,拡大比,スロート部と底部の子午面円形状の半径等をパラメータとする108ケースの形態についてマッハ数分布,スラスト係数,流出係数等のシミュレーション結果を図示した。考察の結果,1)キャビティ拡大角と長さの増加に伴う剥離流領域の拡大と剥離点の上流移行等の特性変化,および発生衝撃波の振動現象等が分かった。2)始動には膨張比,キャビティ拡大角,長さの影響が大きく,ノズルスロート部の子午面円形状の半径が大きいほど始動性が良いとした。3)始動を容易とするために上流吸込みとバイパス流路経由のリセス拡大部への噴射注入方法を提示し,同効果をマッハ数分布で示した。

シソーラス用語： *ノズル ,  *始動 ,  ベクトル制御 ,  推力制御 ,  位置 ,  *角度 ,  *半径 ,  計算機シミュレーション ,  解析モデル ,  Mach数 ,  係数 ,  流出係数 ,  剥離流 ,  衝撃波 ,  バイパス
準シソーラス用語： CFDシミュレーション ,  RANS ,  *キャビティ ,  スラスト係数 ,  *スロート

分類 (1件)： 高速空気力学  (BC03000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 軸対称 ,  拡大 ,  スロート ,  始動 ,  問題