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J-GLOBAL ID：201702243866249950   整理番号：17A0704218

フェロセンとジクロロシクロオクタジエン-パラジウム混合物の熱分解によるFePd基とFe_3C触媒から成長させた炭素ナノ構造の成長機構における「炭素への金属比」の局所的変化の観測:Clの重要な役割【Powered by NICT】

Observation of local changes of “carbon-to-metal ratio” in the growth mechanism of carbon nanostructures grown from FePd-based and Fe₃C catalysts by pyrolysis of ferrocene and dichlorocyclooctadiene-palladium mixtures: the crucial role of Cl

著者 (5件)： Boi Filippo S. (College of Physical Science and Technology, Sichuan University, Chengdu, China. [e-mail]) ,  Xiaotian Zhang ,  Ivaturi Sameera ,  He Yi ,  Wang Shanling
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 32  ページ： 19725-19736  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素ナノ材料の分野における主要な課題の一つは,理解その成長機構動力学から構成されている。最近の報告は,炭素系ナノ構造内部のFePd基合金のカプセル化のための予備的定常状態化学気相堆積(CVD)実験を示した。しかし,その成長機構動力学についてはほとんど知られていない。ferrocene/ジクロロシクロオクタジエン-パラジウム混合物の熱分解を含む定常状態CVDと粘性境界層化学的気相合成(CVS)実験によりFePd基とFe_3C触媒粒子から成長させた炭素ナノ構造の成長機構における「炭素/金属比」とフェロセン/ジクロロベンゼン混合物の局所的変化の存在の可能性を調べた。最初のケースでは,炭素繊維状形態(高炭素/金属比条件)に球状に伸長したカーボンオニオン(CNOsのような)形態(低炭素/金属比条件)から直接遷移は,同じ炭素構造内に存在する異常な成長機構の観察を実証した。はこのような遷移に起因する熱分解プロセス中のClラジカル濃度の変動,局所的「炭素/金属比」パラメータの変化を意味する。報告された機構をフェロセン/ジクロロベンゼン混合物のCVDによって得られたFe_3C充填CNTのそれとと他の遷移金属触媒システムのための文献で報告されたものと詳細に比較した。対照的に,粘性境界層を熱分解ferrocene/ジクロロシクロオクタジエン-パラジウム前駆体と粗面の間で創成される場合,大量の両方FePd_3とFe_3C結晶を充填した半径方向CNT構造は主要な反応生成物であることが分かった。動径構造コア(粘性境界層中の粒子の均一核形成から生じる)で充填したCNOsの存在は,局所的「炭素/金属比」の変動は,このタイプのメカニズムにも存在することを示唆した。得られた炭素構造の形態学的,横断的および構造特性をSEM,TEM,STEM,HRTEM,EDおよびX線回折によって詳細に解析した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 境界層 ,  *炭素 ,  *塩素 ,  化学蒸着 ,  *フェロセン ,  X線回折 ,  *ナノ構造 ,  核形成 ,  *熱分解 ,  モルフォロジー ,  遷移金属触媒 ,  粘性 ,  前駆体
準シソーラス用語： 定常状態 ,  *成長メカニズム , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (11件)： フェロセン ,  パラジウム ,  混合物 ,  熱分解 ,  触媒 ,  成長 ,  炭素 ,  ナノ構造 ,  観測 ,  Cl ,  役割