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J-GLOBAL ID:201702243895907470   整理番号:17A1063469

抗リン脂質抗体と片頭痛の併存関連性:系統的レビューとメタ分析【Powered by NICT】

Comorbid association of antiphospholipid antibodies and migraine: A systematic review and meta-analysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 512-522  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3121A  ISSN: 1568-9972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗リン脂質抗体(aPL)すなわち抗カルジオリピン(aCL)抗体,抗β2-グリコプロテインI(β2GPI)抗体とループス抗凝固因子(LA)は原形質膜上のアニオン性リン脂質と蛋白質に対して産生された自己抗体である。片頭痛は自己免疫病因の証拠が増加している原発性頭痛障害であり,以前の研究は,片頭痛患者におけるaPLの存在を示唆した。本研究の目的は,健康な対照と比較して,aPL(aCL,抗β2GPIとLA)と片頭痛の共存症関連性を評価することであった。言語と年(2016年10月まで)も設けずに,PubMed,ISI Webof Science及びGoogle Scholarデータベースの検索し試験対象患者基準に基づいて選択した。含まれる研究からのデータは,抽出された二人の著者は無関係であった。全ての分析は,オッズ比(OR)と95%信頼区間(CI)を計算するためにランダム効果モデルを用いて行った。品質評価は,修正Newcastle Ottawa尺度(NOS)を用いて行った。出版バイアスをファンネルプロット,Begg’s及びEgger試験の可視化により評価した。データベース検索は1995の論文から成り,そのうちの13は選択(912片頭痛患者および822人の健康な対照)を生成した。片頭痛患者の8.59%,15.21%および4.11%がaCL,抗β2GPIとLAは健常対照に比べて,それぞれ4.83%,1.63%及び3.03倍高かった。aCL(OR: 3.55, 95% CI: 1.59 7.95; p=0.002)または抗β2GPI抗体(OR: 2.02, 95% CI: 1.20 3.42; p=0.008)の顕著な存在は片頭痛患者における観察されたが,LAは有意に関連しなかった(OR: 2.02, 95% CI: 0.50 8.37; p=0.320)。研究の大部分(13のn=10)は7以上のNOSスコアを示し,有意な公表バイアスは認められなかった。片頭痛は自己免疫関連神経障害である可能性がある。aCLまたは抗β2GPI抗体の存在は,健常対照者と比較して偏頭痛患者で有意であり,片頭痛発作におけるこれらの自己抗体の関与を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  婦人科疾患,妊産婦の疾患 
タイトルに関連する用語 (5件):
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