抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:心脳血管疾患における免疫比濁法による血漿Dダイマーの測定の臨床価値を検討する。方法 300例の血栓溶解治療を行った心脳血管疾患患者を、疾患のタイプによって冠状動脈性硬化症群、急性脳梗塞群及び急性心筋梗塞群に分け、各群100例;健常者100例を対照群とした。すべて血漿Dダイマー測定を受けた。心脳血管疾患患者の治療前後及び同時期の健康診断者の血漿Dダイマーレベルを比較する。結果:血栓溶解治療後、冠状動脈性硬化症群、急性脳梗塞群、急性心筋梗塞群のD-ダイマーレベルはそれぞれ(332.41±26.24)、(220.46±17.69)、(314.26±17.43)ng/Lであった。それは,治療前の(1750.68±36.43),(1700.57±35.65),(1810.83±34.58)ng/Lより有意に低かった(P<0.01)。冠動脈疾患群、急性脳梗塞群及び急性心筋梗塞群の患者の治療前後のD-ダイマーのレベルはいずれも対照群より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:免疫比濁法を用いて血漿Dダイマーを測定することにより、心脳血管疾患の病状況、治療効果を評価でき、高い臨床応用価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】