抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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産業用ロボットシステムの適用される領域は拡大されてきたが,製品のライフサイクルが短く,頻繁にモデルチェンジを繰り返されるような製造ラインでは,従来の産業用ロボットシステムの導入は難しい状態となっている。そこで,当社(川崎重工業)では,これらの要望に応えるべく,双椀スカラロボット「duAro」を開発し,本稿では,このロボットを紹介した。このduAroの開発のコンセプトは,システムの立ち上げが簡単,人との共存作業が可能,低トータルコストのシステムの3つを挙げ,これらのコンセプトを実現するための特長を紹介した。その一つとして,人共存可能なロボットシステムのため,安全柵が不要で,また制御装置もアーム下部のキャスター付き台車内に搭載されているため,設置場所を簡単に移動ができると説明した。更に,短期間の利用にロボットをレンタルして使用できると説明した。