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J-GLOBAL ID:201702243933879035   整理番号:17A1566980

拡張ポルフィリンモノCu(II)錯体の電子的性質と紫外-可視吸収スペクトルに関する理論的研究【Powered by NICT】

Theoretical investigation on the electronic properties and UV-Vis absorption spectra of expanded porphyrin mono-Cu(II) complexes
著者 (4件):
資料名:
巻: 1119  ページ: 19-25  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2300A  ISSN: 2210-271X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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拡張ポルフィリンのメタル化化学は,多くの分野で広範囲な用途を示した。研究では,密度汎関数理論(DFT)法と時間依存DFTを用いた四拡張ポルフィリンモノCu(II)錯体(Cu(II)@P,Cu(II)@HP,Cu(II)@OPおよびCu(II)@d-OP)の電子スピン密度,電荷移動,フロンティア分子軌道およびUV-Vis吸収スペクトルを調べた。結果は,Cu(II)@HPは他の錯体と比較して異なる電子特性と吸収スペクトルを持つことを示した。に興味があるCu(II)@HPの単一電子はCu原子と四配位N原子上にでなく,uncooridnation共役ピロールの分散だけでないことである。しかし,他の複合体の単一電子は主にCu原子と四配位N原子上に分布している。この現象はZn(II)@HPと異なりCu(II)@HPの特異的機構によりうまく説明することができる。一方,拡張電荷分解解析の計算値はCu(II)@HPのベータ電子はより移動を有しており,そのフロンティア分子軌道は他の錯体と比較してCu(II)イオンのより大きな関与を実証したことを示した。特別な性質はCu(II)@HPの異なる吸収スペクトルを生じさせる。Cu(II)@HPの最大波長はCu(II)@d-OPと比較して異常な赤方偏移(100nm以上)を示した。Cu(II)@HPの吸収スペクトルはπ→π*~*転移と金属-配位子電荷移動特性に起因した。Cu(II)@HPの発光波長に対応する最大吸収波長は27nmのStokesシフトを示す610nmであった。本研究の目的は,拡張ポルフィリン及び光学材料の新しい金属錯体の合成に寄与する貴重な情報を提供することである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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白金族元素の錯体  ,  第11族,第12族元素の錯体 
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