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J-GLOBAL ID：201702243942280520   整理番号：17A0949879

ビアリールカップリング反応を利用する天然物合成

Natural Product Syntheses Using Biaryl Coupling Reactions

著者 (1件)： 阿部仁 (富山大 大学院理工学研究部)
資料名： 有機合成化学協会誌  (Journal of Synthetic Organic Chemistry, Japan)
巻： 75  号： 8  ページ： 850-863  発行年： 2017年08月01日 
JST資料番号： F0383A  ISSN： 0037-9980  CODEN： YGKKAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： パラジウムを用いた分子内ビアリールカップリング反応による6員環ラクトンの構築,銅を用いたビフェニルおよびジフェニルエーテル合成について述べ,いくつかの簡単な天然物の合成に用いた例を示した。本稿では特に,1つの芳香環がエステル結合によって連結された基質による分子内ビアリールカップリング反応に焦点を絞った。その際著者らがここでの合成研究を通して得た教訓を呈示した。中でも反応最適化の意味については特に強調呈示した。

シソーラス用語： *パラジウム触媒 ,  *カップリング反応 ,  触媒反応 ,  最適設計 ,  *フェノールエーテル ,  ラクトン ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： ビフェニル誘導体

分類 (1件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (13件)： アルテルテヌオール ,  アルテルナリオール ,  アルノッチンI ,  イソルゴシンB ,  ウロクラドール ,  エノテインC ,  グラフィスラクトンA ,  グラフィスラクトンC ,  グラフィスラクトンD ,  グラフィスラクトンG ,  ステガノン ,  ニグリカニン ,  ルゴシンB

引用文献 (91件)：

• 1) (a) D. Alberico, M. E. Scott, M. Lautens, Chem. Rev., 107, 174 (2007)
• (b) L.-C. Campeau, D. R. Stuart, K. Fagnou, Aldrichimica Acta, 40, 35 (2007)
• 2) (a) J. Hassan, M. Sevignon, C. Gozzi, E. Schulz, M. Lemaire, Chem. Rev., 102, 1359 (2002)
• (b) F. Ullmann, J. Bielecki, Chem. Ber., 34, 2174 (1901)
• 3) (a) N. Miyaura, A. Suzuki, Chem. Rev., 95, 2457 (1995)

タイトルに関連する用語 (3件)： ビアリール ,  カップリング反応 ,  天然物合成