文献

J-GLOBAL ID：201702243947846357   整理番号：17A0336807

環境負荷低減型超ハイテン橋梁ケーブル用線材の開発

著者 (3件)： 真鍋敏之 (新日鐵住金 技術開発本部) ,  疋田尚志 (新日鐵住金 釜石製鉄所) ,  谷田部比呂志 (新日鐵住金)
資料名： ふぇらむ  (日本鉄鋼協会会報)
巻： 22  号： 3  ページ： 122-125  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： L2666A  ISSN： 1341-688X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海峡などに架けられる大規模なつり橋や斜張橋のメインケーブルに使用される環境負荷低減型高強度溶融亜鉛メッキ鋼線(以下ワイヤ)の線材開発について説明する。1)メインケーブル用ワイヤの製造工程と金属組織の変化について述べる。2)線材・ワイヤの高強度化のために,合金元素の添加と熱処理が重要であることを述べる。3)従来のメインケーブル用線材の鉛パテンティング(LP)処理による課題について述べる。4)前項の課題を解決したDLP(Direct in-Line Patenting)設備の適用とその課題について述べる。5)ボロン添加による上部ベイナイト組織抑制技術の開発について述べる。6)開発鋼を用いた試作ワイヤの特性と適用条件について述べる。

シソーラス用語： 環境影響 ,  *高張力鋼 ,  吊橋 ,  斜張橋 ,  長大橋 ,  *橋 ,  *鋼線 ,  製品開発 ,  強度 ,  パテンチング ,  高炭素鋼 ,  二酸化炭素排出量 ,  ベイナイト変態 ,  ねじり強さ ,  ホウ素 ,  ドーピング ,  添加物効果
準シソーラス用語： 環境負荷低減 ,  高強度

分類 (1件)： 吊橋,斜張橋,その他  (RC06050Q)

引用文献 (11件)：

• T.Tarui, O.Ohashi, T.Takahashi and R.Uemori : Iron & Steelmaker, 21 (1994), 25.
• 高橋稔彦:金属,66(1996),19.
• C.Zener : Trans. AIME, 167 (1946), 550.
• 落合征雄,西田世紀,大羽浩,川名章文:鉄と鋼,79(1993),1101.
• 大羽浩,西田世紀,樽井敏三,吉村康嗣,杉本雅一,松岡和巳,疋田尚志,戸田正弘:新日鐵技報,386(2007),47.

タイトルに関連する用語 (6件)： 環境負荷低減 ,  ハイテン ,  橋梁 ,  ケーブル ,  線材 ,  開発