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J-GLOBAL ID：201702243964481076   整理番号：17A0506248

グラフェンを充填したポリエチレン/ポリプロピレンブレンドの導電率に及ぼす溶融混合処理順序の影響

Influence of melt-mixing processing sequence on electrical conductivity of polyethylene/polypropylene blends filled with graphene

著者 (5件)： TU Ce (Beijing Univ. Chemical Technol., Beijing, CHN) ,  TU Ce (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  NAGATA Kenji (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  NAGATA Kenji (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  YAN Shouke (Beijing Univ. Chemical Technol., Beijing, CHN)
資料名： Polymer Bulletin  (Polymer Bulletin)
巻： 74  号： 4  ページ： 1237-1252  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： H0465B  ISSN： 0170-0839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェンを充填した高密度ポリエチレン(PE)/ポリプロピレン(PP)複合材料を,三種類の処理条件で溶融配合して作成し,その電気伝導率を調べた。電気的パーコレーション閾値は,同時配合した(グラフェン/PE)/PP複合材料は1.25vol%と高いが,グラフェンとPPとを最初に配合し,次いでグラフェン/PPとPEとを配合した(グラフェン/PP)/PE複合材料は0.83vol%未満とはるかに低く,導電率も約2桁高い。導電率の差異は,複合材料のグラフェン分布の違いに起因すると考えられ,(グラフェン/PE)/PP複合材料では,グラフェンがPE相に選択的に分散し,(グラフェン/PP)/PE複合材料では,グラフェンがPE/PPブレンドの界面に局在していた。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *ポリエチレン ,  *ポリプロピレン ,  *ポリマブレンド ,  *電気伝導率 ,  混合 ,  高密度ポリエチレン ,  複合材料 ,  *パーコレーション ,  電界放出顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  融解
準シソーラス用語： 高分子複合材料 ,  溶融混合

分類 (1件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (7件)： グラフェン ,  ポリエチレン ,  ポリプロピレン ,  ブレンド ,  導電率 ,  溶融混合 ,  順序