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J-GLOBAL ID：201702243983338150   整理番号：17A1684581

尾静脈移植による間葉系幹細胞の虚血再灌流損傷後の神経機能回復への影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of human amniotic mesenchymal stem cells transplantation via tail vein on neurological function recovery from ischemic reperfusion injury

著者 (1件)： Zhao Yu (天津市第五中心医院神経外科,天津市,300450)
資料名： Zhongguo Zuzhi Gongcheng Yanjiu  (Zhongguo Zuzhi Gongcheng Yanjiu)
巻： 38  号： 5  ページ： 707-712  発行年： 2017年 
JST資料番号： C4013A  ISSN： 2095-4344  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 背景:研究によると、MAG、OMgpなどのリン脂質抑制物質の過剰発現は早期ニューロンの再生失敗の主な原因である。目的;虚血再灌流損傷ラットの神経機能回復に対するヒト羊膜間葉系幹細胞移植の影響を検討する。方法;SDラット60匹を無作為に偽手術群、虚血再灌流損傷群及びヒト羊膜間葉系幹細胞移植群に分け、各群20匹とした。ヒト羊膜間葉系幹細胞群は虚血再灌流損傷後24時間に尾静脈を通じて細胞濃度1.0×108 L-1のヒト羊膜間葉系幹細胞懸濁液1mlを注入した。移植後24時間、3日及び1、2、3週間に、Longaの行動学的採点、円筒実験、水平歩行実験及び肢体対称性実験を用いて各群のラットに対して行動学的評価を行い、神経機能の回復状況を観察した。移植の1日後と1,2,3週間後に,細胞の移動と分布を免疫蛍光法によって観察した。脳組織におけるMAGおよびOMgp蛋白質の発現を,移植の2週間後にウエスタンブロット法によって検出した。移植後3週目にTUNEL染色によりニューロンアポトーシスを観察した。結果と結論;(1)移植後1週目に,損傷領域の周辺に赤色陽性標識細胞が見られ,移植時間の延長に伴い,陽性標識細胞が徐々に増加した。(2)虚血再灌流損傷群と比較して,移植後3日目と1日目,2週目,3週目におけるヒト間葉系幹細胞移植群の神経機能は,有意に改善した(P<0.05)。(3)虚血再灌流損傷群と比較して,ヒト羊膜間葉系幹細胞移植群のMAGおよびOMgp蛋白質発現は,有意に減少した(P<0.05)。(4)偽手術群と比較して,虚血再灌流障害群のアポトーシス細胞数は増加した。ヒト羊膜間葉系幹細胞移植群のアポトーシス細胞数は虚血再灌流損傷群より低下した。結果:ヒト羊膜間葉系幹細胞移植はMAGとOMgpの発現を低下させることにより、ニューロンのアポトーシスを減少させ、さらに虚血再灌流損傷ラットの神経機能の回復を促進することが明らかになった。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヒト ,  アポトーシス ,  タンパク質 ,  *間葉系幹細胞 ,  羊膜 ,  懸濁液 ,  リン脂質 ,  ウェスタンブロット法 ,  ニューロン ,  蛍光抗体法
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  間葉系幹細胞移植 ,  過剰発現 ,  *神経機能 ,  *再潅流障害 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 発生と分化  (EJ16020W) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  骨格系  (EJ10030R) ,  運動器系の基礎医学  (GG01020B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 尾静脈 ,  移植 ,  間葉系幹細胞 ,  虚血再灌流損傷 ,  神経 ,  機能回復