文献

J-GLOBAL ID：201702243993803306   整理番号：17A1603058

ヨウ素マイトジェン活性化蛋白質キナーゼのシグナル伝達経路に及ぼすヨウ素レベルの影響を,授乳期ラットの乳房組織において研究した。【JST・京大機械翻訳】

Effects of different iodine nutrition levels on mitogen-activated protein kinases signaling pathway in mammary gland of lactating rats

著者 (6件)： Yan Yingnan (哈爾浜医科大学中国疾病預防控制中心地方病控制中心dian缺乏病防治研究所国家衛生計生委病因流行病学重点実験室、黒竜江省普通高校病因流行病学重点実験室,哈爾浜,150081) ,  Liu Lixiang (哈爾浜医科大学中国疾病預防控制中心地方病控制中心dian缺乏病防治研究所国家衛生計生委病因流行病学重点実験室、黒竜江省普通高校病因流行病学重点実験室,哈爾浜,150081) ,  Wen Da (哈爾浜医科大学中国疾病預防控制中心地方病控制中心dian缺乏病防治研究所国家衛生計生委病因流行病学重点実験室、黒竜江省普通高校病因流行病学重点実験室,哈爾浜,150081) ,  Xue Jing (哈爾浜医科大学中国疾病預防控制中心地方病控制中心dian缺乏病防治研究所国家衛生計生委病因流行病学重点実験室、黒竜江省普通高校病因流行病学重点実験室,哈爾浜,150081) ,  Jin Xing (哈爾浜医科大学中国疾病預防控制中心地方病控制中心dian缺乏病防治研究所国家衛生計生委病因流行病学重点実験室、黒竜江省普通高校病因流行病学重点実験室,哈爾浜,150081) ,  Shen Hongmei (哈爾浜医科大学中国疾病預防控制中心地方病控制中心dian缺乏病防治研究所国家衛生計生委病因流行病学重点実験室、黒竜江省普通高校病因流行病学重点実験室,哈爾浜,150081)
資料名： Zhonghua Difangbingxue Zazhi  (Zhonghua Difangbingxue Zazhi)
巻： 36  号： 3  ページ： 166-170  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2262A  ISSN： 2095-4255  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】授乳期ラットの乳房組織におけるマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)キナーゼ(mitogen extracellular kinase)に及ぼすヨウ素の異なるレベルの影響を調査する。MEK)、細胞外シグナル調節キナーゼ(extracellular signal-regulated kinase、ERK)及びナトリウム-ヨウ素輸送体(Na+-I Symporter)。本研究の目的は,異なるヨウ素食餌における授乳期におけるMEK-ERKシグナル伝達経路のヨウ素摂取機構を調査することである。方法:Wistarラット130匹(雌100匹、雄マウス30匹)を用い、体重により、乱数表法により雌マウスを5群に分けた。(1)A群(低ヨウ素1群);低ヨウ素飼料(ヨウ素含有量は16.15μg/kg)+ヨウ素を添加しない脱イオン水;2)B群(低ヨウ素2群);低ヨウ素飼料+ヨウ素含有量は5.00μg/Lの脱イオン水であった。(3)C群(ヨウ素群);通常の飼料(ヨウ素含有量は350.00μg/kg)+ヨウ素含有量は50.00μg/Lの脱イオン水である。4)D群(高ヨウ素1群);通常の飼料+ヨウ素含有量は300.00μg/Lの脱イオン水である。5)E群(高ヨウ素2群);通常の飼料+ヨウ素含有量は100.00μg/Lの脱イオン水である。各群20匹のラットを90日間飼育した後、5群の雌マウスと雄のケージを交配させ、交尾後、雄マウスを取り出し、雌マウスを単独で飼育した。出産10日目に、母マウスを屠殺し、血液遠心を収集し、血清を採取し、放射免疫法によりE2レベルを測定した。乳腺組織を取り出し、リアルタイム蛍光定量PCR法、Western blot法により、MEK、ERK及びNIS mRNAとタンパクの発現を測定した。結果:授乳期ラットのE2レベルにおいて、統計学的有意差が認められた(F=12.765、P<0.05)。群Aの[(1.22±0.46)ng/L]は,群C[(0.77±0.38)ng/L],群D[(0.41±0.21)ng/L],群E[(0.36±0.15)ng/L]より低かった(P<0.05)。それらの間には有意差があった(P<0.01または<0.05)。哺乳期ラットの乳腺NIS、MEK、ERK mRNA発現群の間には有意差が認められた(F=14.916、10.757、45.172、P<0.05)。群A(0.75±0.40)および群B(0.89±0.51)におけるNIS mRNAの発現は,群C(0.53±0.31,P<0.05または<0.01)におけるそれらより有意に高かった。E群(0.30±0.24)NIS mRNA発現はC群より明らかに低かった(P<0.05)。群A(1.61±0.48)および群B(1.46±0.67)におけるMEK mRNAの発現は,群C(0.85±0.51,P<0.01)より有意に高かった。群A(1.45±0.31)におけるERK mRNAの発現は,群C(1.06±0.21,P<0.01)におけるそれより有意に高かった。D群(0.72±0.15)およびE群(0.53±0.14)におけるERK mRNAの発現は,C群(P<0.01)におけるそれらより有意に低かった。授乳期ラットの乳腺のNIS、MEK、総ERK、リン酸化ERK(p-ERK)タンパク発現群の間には有意差が認められた(F=4.510、8.953、16.154、6.683、P<0.05)。群A(1.67±0.97)におけるNIS蛋白質の発現は,群C(0.87±0.43,P<0.05)におけるそれより有意に高かった。群B(1.17±0.35)におけるMEK蛋白質発現は,群C(0.74±0.15,P<0.05)におけるそれより有意に高く,群E(0.54±0.12)におけるMEK発現は,群Cにおけるそれより低かった(P<0.05)。A群(1.27±0.19)における総ERK蛋白質の発現は,C群(0.90±0.24,P<0.05)におけるそれより有意に高く,E群(0.58±0.12)における総ERKの発現は,C群(P<0.05)におけるそれより有意に低かった。E群(0.55±0.19)におけるp-ERK蛋白質の発現は,C群(0.86±0.20,P<0.05)におけるそれより有意に低かった。結論:授乳期のラットの血清E2レベルはヨウ素摂取レベルの増加につれて低下し、MEK、ERKの発現は低下し、さらにNISの発現も相応に低下した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： mRNA ,  ERK【酵素】 ,  リン酸化 ,  蛍光 ,  *哺乳期 ,  *タンパク質 ,  血清 ,  *ヨウ素 ,  定量的PCR法 ,  脱イオン水 ,  乳腺 ,  体重
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  Wistarラット ,  *キナーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Mammary glands ,  animal ,  Rats ,  Iodine ,  Mitogen-activated protein kinases

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： ヨウ素 ,  マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ ,  シグナル伝達経路 ,  授乳期 ,  ラット ,  乳房組織 ,  研究