文献
J-GLOBAL ID:201702244034059096   整理番号:17A1129440

フローサイトメトリーと電子顕微鏡で評価したStaphylococcus aureusに対する超音波と弱酸性電解水の相乗効果【Powered by NICT】

Synergetic effects of ultrasound and slightly acidic electrolyzed water against Staphylococcus aureus evaluated by flow cytometry and electron microscopy
著者 (6件):
資料名:
巻: 38  ページ: 711-719  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0716A  ISSN: 1350-4177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,フローサイトメトリーと電子顕微鏡を用いたStaphylococcus aureusの不活性化に及ぼす超音波と微酸性電解水(SAEW)の相乗効果を評価した。10分間の個々の超音波処理はS.aureusの0.36logCFU/mLの減少をもたらしたが,10分間のSAEW処理のみでは3.06log CFU/mLの減少をもたらした。複合処理による対数削減は3.68logCFU/mL,個別処理の和より大きいに増強された。この現象は相乗効果として紹介された。FCM分析は生細胞と死細胞を識別したと同様に異なる処理後の黄色ぶどう球菌の生理的状態における動的変化を明らかにした。組合せ処理が大幅に生存しているが培養不能(VBNC)細菌の数を減少させた0.07%;対照的に,10分間の単一超音波処理はVBNC細胞の形成を誘導し45.75%であった。走査型および透過型電子顕微鏡分析は,S.aureusの出現と微細構造に大きな損傷はそれぞれの処理単独に比べて併用超音波SAEW処理後に達成されたことを明らかにした。これらの結果は,強酸性水と超音波を組み合わせた環境修復と食品保存のための潜在的な用途を持つ有望な殺菌技術であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  滅菌法  ,  音響一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 

前のページに戻る