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J-GLOBAL ID：201702244102338066   整理番号：17A0014113

非貴金属触媒を用いるアンモニア分解によるH₂製造:概説

H2 Production via Ammonia Decomposition Using Non-Noble Metal Catalysts: A Review

著者 (2件)： Bell T. E. (Department of Chemical Engineering and Biotechnology, University of Cambridge, Cambridge, UK) ,  Torrente-Murciano L. (Department of Chemical Engineering and Biotechnology, University of Cambridge, Cambridge, UK)
資料名： Topics in Catalysis  (Topics in Catalysis)
巻： 59  号： 15-16  ページ： 1438-1457  発行年： 2016年09月 
JST資料番号： W1435A  ISSN： 1022-5528  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： いわゆる水素経済の広く拡大した実施は,現在,水素貯蔵の経済的に可能な方法によって部分的に制限されている。この状況では,アンモニアが,一般的に,その高い水素含有率(17.6wt%)ゆえに,実施可能な選択肢とされてきた。しかしながら,エネルギーキャリヤとしてのその使用には,適当な速度と条件で水素を放出する能力をもつ,触媒システムの発展が必要である。この時期に,アンモニアの分解に対して最も活性な触媒系は,ルテニウムに基づいているが,しかしながら,その価格と活性が,これらの触媒の幅広い使用を妨げている。この課題が,この論文で概説するように,もっと容易に利用できる,非貴金属,主に,鉄,コバルト,ニッケル,および,一連の金属炭化物と窒化物,合金系を用いる,より持続可能な系に基づく,代替触媒の開発に関する研究の引き金となった。いくつかの有望なコバルトとニッケル系の触媒が,アンモニア分解に対して報告されてきたが,もっと魅力的な候補となるためには,金属の分散性向上が必要である。反対に,鉄系触媒と金属炭化物,窒化物の改良に対する展望は少ないように見える。改良に対して最も有望な領域は,バイメタリック触媒,特にコバルトとモリブデンを含む系である。Copyright 2016 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アンモニア ,  *生産 ,  *製造 ,  *遷移金属触媒 ,  *接触分解 ,  エネルギー経済 ,  ルテニウム触媒 ,  鉄触媒 ,  コバルト化合物 ,  ニッケル触媒 ,  炭化物 ,  窒化物 ,  金属触媒 ,  モリブデン合金 ,  コバルト合金 ,  *水素製造 ,  コバルト触媒 ,  合金触媒 ,  二金属触媒
準シソーラス用語： 水素経済 ,  バイメタリック触媒

著者キーワード (7件)： Hydrogen storage ,  Sustainable catalysts ,  Ammonia decomposition ,  Cobalt ,  Iron ,  Nickel ,  Bimetallic

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  エネルギー貯蔵  (LC02000F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 非貴金属触媒 ,  アンモニア分解 ,  H2