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J-GLOBAL ID:201702244226146280   整理番号:17A0232584

微小電極アレイに基づいた,マウスの皮質から海馬までのグルタミン酸塩のインサイチュ実時間監視と電気生理

In Situ Real-Time Monitoring of Glutamate and Electrophysiology from Cortex to Hippocampus in Mice Based on a Microelectrode Array
著者 (16件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7015A  ISSN: 1424-8220  CODEN: SENSC9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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海馬の構造と機能の変化は,てんかん,統合失調症,その他の脳の神経学的又は精神的疾患の一因となる。海馬の機能はグルタミン酸塩(Glu)信号伝達経路に強く依存するので,海馬の神経伝達物質放出と電気生理学的信号のインサイチュ実時間検出には重要な意味がある。マウスの海馬における生体内二重モード検出を達成するため,微小電気機械システム(MEMS)技術により,16チャンネルの埋め込み型微小電極アレイ(MEA)を作製した。12個の微小電極を電気生理学記録用に白金黒で,4個をGluの選択的電気化学的検出用にグルタミン酸オキシダーゼ(GluOx)と1,3-フェニレンジアミン(mPD)で修飾した。Gluと電気化学的信号のインサイチュ実時間検出用に,マウスの皮質から海馬にMEAを埋め込んだ。海馬のGlu濃度は皮質よりも50μM高いことと,同時記録されたスパイクの発火率は,皮質における6.32±4.35spikes/sから,海馬における0.09±0.06spikes/sまで低下することを発見した。これらの結果は,二重モードMEAプローブが高い空間分解能と動的応答で生体内神経学的検出ができることを実証し,神経学的又は精神的疾患のあるマウスモデルの海馬の病理学研究の基礎を築くものである。(翻訳著者抄録)
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