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J-GLOBAL ID：201702244244231000   整理番号：17A1145621

発光性Cu⁺およびAg⁺ドープCdSeナノ結晶における中間ギャップ状態および正常結合対反転結合

Mid-Gap States and Normal vs Inverted Bonding in Luminescent Cu⁺- and Ag⁺-Doped CdSe Nanocrystals

著者 (6件)： NELSON Heidi D. (Univ. Washington, Washington, USA) ,  HINTERDING Stijn O. M. (Univ. Washington, Washington, USA) ,  FAINBLAT Rachel (Univ. Washington, Washington, USA) ,  CREUTZ Sidney E. (Univ. Washington, Washington, USA) ,  LI Xiaosong (Univ. Washington, Washington, USA) ,  GAMELIN Daniel R. (Univ. Washington, Washington, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 18  ページ： 6411-6421  発行年： 2017年05月10日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,発光性のCu⁺ドープCdSe(Cu⁺:CdSe)およびAg⁺ドープCdSe(Ag⁺:CdSe)ナノ結晶(NC)における電子状態を,温度可変時間分解光ルミネセンス(PL)分光法,磁気円偏光ルミネセンス(MCPL)分光法および時間依存密度汎関数理論(TD-DFT)を用いて調べた。Cu⁺:CdSeとAg⁺:CdSeの両者は,類似した幅広いPLスペクトルを示すとともに,非常に類似した温度依存のPL寿命と磁気発光特性を示した。しかしながら,これらの類似性があるにもかかわらず,両者は,著しく異なる電子構造を有し,CdSe NC中のCu⁺ドーパントは,「正常」結合のスキームに従うが,CdSe NC中のAg⁺ドーパントは,「反転」結合を示すことが判明した。

シソーラス用語： ナノ結晶 ,  銅化合物 ,  銀化合物 ,  バンドギャップ ,  *結合 ,  光ルミネセンス ,  時間分解分光法 ,  密度汎関数法 ,  磁気円二色性 ,  *ドーパント ,  セレン化カドミウム
準シソーラス用語： *ナノ結晶CdSe ,  *銅イオン ,  *銀イオン ,  *中間ギャップ

分類 (2件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  金属結晶の電子構造  (BM02050C)

タイトルに関連する用語 (5件)： ドープ ,  CdSe ,  ナノ結晶 ,  中間ギャップ ,  反転