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J-GLOBAL ID：201702244270993719   整理番号：17A0974629

環拡大法による三つ葉状の結び目の有るブロック共重合体の合成

Synthesizing a Trefoil Knotted Block Copolymer via Ring-Expansion Strategy

著者 (5件)： CAO Peng-Fei (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA) ,  CAO Peng-Fei (Oak Ridge National Lab., Tennessee, USA) ,  RONG Li-Han (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA) ,  MANGADLAO Joey Dacula (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA) ,  ADVINCULA Rigoberto C. (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 50  号： 4  ページ： 1473-1481  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 三つ葉状の結び目の有るスズ(Sn)開始剤からの環拡大法により,三つ葉状の結び目の有るポリ(ε-カプロラトン)-block-ポリ(L-ラクチド)(TK-PLA-b-PCL)を合成した。ビス-銅(I)鋳型フェナントロリン錯体とジブチルジメトキシスタナン間の閉環反応は,鋳型化された三つ葉状開始剤を生成した。ビス-銅(I)鋳型三つ葉状の結び目ポリ(L-ラクチド)(TK-PLA)は,L-ラクチド単量体の開環重合によって合成可能で,次いで鋳型化TK-PLAの脱錯化反応は,銅鋳型からの制約なしに純粋なTK-PLAをもたらした。続いてビス-銅(I)鋳型三つ葉状の結び目TK-PLA中にε-カプロラクトンを挿入すると鋳型化三葉型結び目ブロック共重合体,すなわちTK-PLA-b-PCLが形成され,銅非含有TK-PLA-b-PCLは,脱錯化反応により得られた。

シソーラス用語： *環拡大反応 ,  *ブロック共重合 ,  超分子 ,  超分子構造 ,  開環重合 ,  重合触媒 ,  重合開始剤 ,  銅触媒 ,  ポリカプロラクトン ,  鋳型効果 ,  鋳型重合 ,  高分子錯体 ,  銅錯体 ,  PLLA ,  錯体生成 ,  カテナン ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： PCL【プラスチック】 ,  スズ触媒

分類 (2件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V) ,  重合反応一般  (CG04010H)

物質索引 (4件)： 1,10-フェナントロリン ,  L-ラクチド ,  ε-カプロラクトン ,  ジブチルジメトキシスタンナン

タイトルに関連する用語 (4件)： 拡大法 ,  三つ葉 ,  結び目 ,  ブロック共重合体