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J-GLOBAL ID:201702244273782852   整理番号:17A1437827

プロバイオティックBifidobacterium bifidum G91は腸内共生バランス失調関連二次炎症反応の抑制を介してマウスにおける5-フルオロウラシル誘発腸粘膜炎を減弱する【Powered by NICT】

Probiotic Bifidobacterium bifidum G9-1 attenuates 5-fluorouracil-induced intestinal mucositis in mice via suppression of dysbiosis-related secondary inflammatory responses
著者 (8件):
資料名:
巻: 44  号: 10  ページ: 1017-1025  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0759A  ISSN: 0305-1870  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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腸内微生物の主要成分であるBifidobacteriumは下痢と便秘の治療に臨床的に使用されている。,癌化学療法に広く用いられている5-フルオロウラシル(5 FU)は,重篤な下痢を伴う腸粘膜炎を高頻度には誘導することが知られている。本研究は,マウスの5-FU誘発腸粘膜炎に及ぼすBifidobacterium bifidum G91(BBG9 1)の影響を調べた。腸粘膜炎は,5-FUの反復投与により誘起された6日であった。B BG9-1は9日間1日1回経口投与した,5 FU処置の開始3日前に開始した。5-FUの反復投与は6日目に,陰窩のじゅう毛と破壊の短縮により特性評価し,重篤な腸粘膜炎腸ミエロペルオキシダーゼ活性と炎症性サイトカイン発現,体重減少,下痢の増加を伴った。B BG9-1の毎日投与は,腸粘膜炎と炎症反応の重症度を有意に低下させ,臨床症状を減弱する傾向があった。対照的に,B BG9-1は最初の5-FU投与後1日目にアポトーシス誘導を防ぐことはできなかった。加重UniFrac距離により分析した,腸内微生物の構造は5 FU処置により変化したが,この変化はB BG9-1の連日投与により軽減された。さらに,5 FU処理は,Firmicutesの存在量を減少させ,Bacteroidetesの豊度を増加させたが,これらの応答は,またB BG9-1の連日投与により有意に阻害された。これらの結果は,B BG9-1は腸内共生バランス失調を改善を介して炎症反応の減弱を介して5-FU誘発腸粘膜炎に対する改善効果を有することを示唆した。B BG9-1は癌化学療法時の腸粘膜炎の予防に有用である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  消化器作用薬の基礎研究  ,  消化器の基礎医学  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療 

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