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J-GLOBAL ID:201702244275849750   整理番号:17A1548733

嗅球摘出マウスにおけるアリピプラゾールによる認知改善に及ぼす前前頭皮質と海馬の時間に依存した役割【Powered by NICT】

Time-dependent role of prefrontal cortex and hippocampus on cognitive improvement by aripiprazole in olfactory bulbectomized mice
著者 (7件):
資料名:
巻: 27  号: 10  ページ: 1000-1010  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3163A  ISSN: 0924-977X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ドーパミン(DA)は,前頭前野皮質(PFC)と海馬における認知機能を調節する。マウスにおける嗅球摘出(OBX)は認知機能障害を誘導する。最近,著者らは,アリピプラゾール(ARI)は,OBXマウスにおけるドーパミン作動薬に対する行動超応答性を正常化することを報告した。しかし,ARIはOBX誘導認知機能障害に影響するかどうかは不明のままである。この問題を解決するために,筆者らは,受動回避テストにおいてARI処理および未処理OBXマウスを評価した。,免疫組織化学による海馬歯状回における細胞増殖とPFCと海馬におけるc-fosレベルだけでなく,ウェスタンブロットによる海馬における神経成長因子(NGF)レベルに対するARIの効果を調べた。手術後十四日目にOBXマウスは,受動的回避の変化を示し,細胞増殖および海馬におけるp-ERK,p-CREBとNGFのレベルの両方で減少した。OBXマウスの認知機能不全はARI(0.01mg/kg)の投与後30分~24時間を改善した。PFCではなく海馬におけるc-fosレベルは投与(初期応答)30分後に増加した。初期反応は,選択的D_1受容体きっ抗薬SCH23390により阻害された。海馬における細胞増殖とNGFレベルはARI投与(遅発型反応)後24時間で増加し,これらの効果はSCH23390により阻害された。MEK1/2阻害剤U0126は行動障害を改善すると同様にOBXマウスにおけるNGFレベルを高めるからARIを防止した。これらの知見は,ARIの可能性を明らかにした連続的に影響されるPFCと海馬とD_1受容体を介して認知機能障害を改善した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  中枢神経系 
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