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J-GLOBAL ID:201702244303246230   整理番号:17A0497075

ab initioツールを用いるベタイン30のソルバトクロミズムの研究:正確な気相計算から暗黙的および明示的な溶媒和モデルへ

Exploring the Solvatochromism of Betaine 30 with Ab Initio Tools: From Accurate Gas-Phase Calculations to Implicit and Explicit Solvation Models
著者 (7件):
資料名:
巻: 23  号: 17  ページ: 4108-4119  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ベタイン30は,テトラクロロメタン中でのλ=882nmから水中でλ=453nm(Δλ=-429nm)へ変化する可視光吸収バンドの異常なソルバトクロミズムを有していた。このベタイン30の大きな青色シフトは,励起時の双極子モーメントの劇的な減少により部分的に生じた。数十年の研究にも拘わらず,実験的研究においては,気相励起エネルギーに加え,過剰双極子モーメントの正確な値,励起状態の双極子モーメントの方向,励起時の分極率の変化の役割および幅がいまだ一致しなかった。今回,徹底した理論的検討を提案した。第一に,モデルシステム上の幾つかのレベルの理論を注意して試験し,次いで,CC2レベルでベタイン30の電気的特性を計算した。今回の最良推定値は,過剰な双極子モーメントに対してはΔμ=-7D(即ち双極子モーメントの大幅な減少があるもののシフト方向の変化は全くなく),Δα値=-120auおよび気相垂直励起エネルギー=1.127eVであった。暗黙の溶媒和モデルにより,再現可能な実験的傾向として非水素結合供与性溶媒が大きな相関係数を有し,最小二乗平均平方偏差誤差を垂直励起モデル(VEM)で達成することができた。QM/MMフレームワークにおける時間依存密度汎関数理論(TD-DFT)を対で用いる明示的有効フラグメントポテンシャル法は,水素結合供与性溶媒に対し正確に推定したが,正しいソルバトクロミズムのシフト方向に戻すためには,テトラクロロメタン中で行う必要があった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の光学的効果  ,  ピリジン 
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