抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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横河メータ&インスツルメンツは,測温抵抗体タイプ携帯型プロセスキャリブレータCA330を開発した。CA330は,従来から課題の多かった抵抗発生機能において,抜本的な設計の見直しをおこなった。特に高分解能と高速応答性の両立に対しては,PWM(Pulse Width Modulation)による乗算型DAC(Digital to Analog Converter)の復調処理を,帰還形PWM方式を改良した新技術によりPWMの分解能を落とさずにキャリア周波数を上げることで,従来の区間積分方式から単純なローパスフィルタによる復調方式に変更でき,高速化することができた。この結果,10mΩの高い設定分解能と,5msec以下の高速応答速度の両方を実現できた。本稿では,抵抗発生機能において見直した設計内容と,改良した帰還形PWMを紹介する。(著者抄録)