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J-GLOBAL ID：201702244399403596   整理番号：17A0088416

災害調査用地上/空中複合型ロボットシステム(土砂崩落災害対応)

著者 (4件)： 谷村和彦 (日立製作所) ,  伊豆智幸 (エンルート) ,  神村明哉 (産業技術総合研究所) ,  植田大造 (八千代エンジニヤリング)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 34  号： 8  ページ： 527-528(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： NEDOの公募に応じて災害時の初動調査及び情報収集を実現する「災害調査用地上/空中複合型ロボットシステム」の開発を行い,国土交通省が公募した現場検証に参加し行った各種試験結果について記述した。本稿では,土砂災害の現場での試験結果を中心に説明した。無人調査プラットフォーム車両,無人調査プラットフォームヘリによる災害現場の調査と,それにより収集した地形情報/地質情報を解析して可視化するシステムに言及した。国土交通省土砂災害調査の現場検証は,近畿地方整備局紀伊山地砂防事務所管轄化の土砂災害現場で行われた。シナリオ1から6までに分けて実証試験が行われ,それぞれの結果を記した。近年の気候変動に伴う集中豪雨等により,大規模災害が多発しているが,発生時には,人命救助を含め現場の状況をいち早く把握する重要性を説明した。このため,人の立ち入りが困難な災害現場への無人航空機等のロボット投入が期待されている。安全基準を始めロボット導入の環境整備の重要性にも言及した。

シソーラス用語： *災害調査 ,  *システム ,  *砂 ,  *土壌 ,  *事故 ,  *国土交通省 ,  *行政機関 ,  *集中豪雨 ,  ロボットシステム ,  土砂 ,  崩落事故 ,  地方整備局

著者キーワード (3件)： Unmanned Ground Vehicle ,  Unmanned Aerial Vehicle ,  Disaster Investigation

分類 (4件)： 飛しょう体ぎ装  (QK04030D) ,  ロボットの運動・制御  (IC04012J) ,  ロボット工学一般  (IC04011S) ,  洪水対策  (RC12040I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 災害調査 ,  用地 ,  複合型 ,  ロボットシステム ,  土砂 ,  災害対応